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突然ですが、長年利用していた「ひかり回線(フレッツ光)」をやめました。
乗り換えたのは、「楽天モバイルのポケットWiFi(データ無制限で利用できる最強プラン)」。
理由は…
災害による停電・光回線トラブル対策と自宅インターネット環境のミニマル化。
こんな悩みがあるならこの記事はあなたの役に立つかもしれません。
- 光回線の乗り換えを検討している
- ポケットWiFiに興味がある(自宅の固定回線として代用できないか検討している)
- 通信費を安く抑えたい
- 通信環境をミニマル化したい
- 光回線の調子が悪い
ここでは、光回線をやめた理由(ワケ)、楽天モバイルのポケットWiFiに乗り換えたことによるメリットからデメリットについて紹介しています。
通信環境をミニマル化することで、機動性・経済性・住まいの快適性が得られます。なによりモデムやルーター、配線などごちゃごちゃした環境にうんざりしていたあなたにも、役立つ情報となっています。
面倒くさがりの怠け者体質のフリーランスの筆者が、仕事をストレスなく効率よく行うための方法、何気ない日常の生活を心地よく・快適に過ごすための考え方について提案。生き方・生活で意識している「Simple is Best・引き算の美学・ミニマル・軽量コンパクト・心地よさ・無駄の取捨選択・コスパ」を、独自の視点から表現し当ブログにも活かしております。
ひかり回線をやめた理由
きっかけは、災害による停電・光回線のトラブルでした。
フリーランスで働く筆者にとって自宅のインターネット環境はとても重要です。
また、我が家はテレビもない環境なので音楽や動画配信サービスを日常的に利用するなど、もはや電気・ガス・水道と同様に重要なライフラインの一つになっています。
災害による停電・光回線トラブル
筆者が住む鹿児島は台風が多く、さらに被害を受けやすい田舎の山間地域に住んでいるため、最近は年に2〜3回は、停電や光回線の断線等で光通信が使えないということが起こるようになっていました。
停電はせいぜい1日、遅くても2日以内には回復していますが、光回線の断線等による通信トラブルが拡大してしまうと復旧の人手が足りず順番が回ってくるまで10日ほど繋がらないこともあった。この時は10日で復旧しましたが、「当初は、九州電力から被害件数が多く、現段階ではいつ対応できるかはわからない…1ヶ月程度かかる場合もある…」と言われ、被害の対応に追われていた様子。連絡のタイミングが悪ければもっと遅くなっていた可能性もあった状況でした。他にも強風(台風ではない日)で、木の枝や竹林の影響を受けて断線し数日間利用できないなんてことも何度か経験しています。
我が家のようなケースは稀なのかもしれないが…
当然ながら、この間はインターネットや光電話(固定電話)が使用できないわけなので、仕事にも影響がでました。
スマホのテザリング機能を使い、ある程度の対応はできましたが、プライベートでは動画視聴もデータ通信量を気にしながら過ごすなど、その間の生活は不便でストレスでしかありません。
モバイル通信でもトラブルのリスクはある
光回線に限らず、災害や停電、その他理由によりモバイル通信のトラブル・リスクがないわけではありません。
とはいえ、過去のデータからも復旧が早いのはモバイル通信で災害初期段階の通信復旧には有利といえます。
もちろんリスク回避を優先するなら、光回線とモバイル通信の両方を利用することが、最もリスクを最小限に抑えることにつながります。各々の価値観と予算次第です。
停電にも強いモバイルルーター
モバイルルーターは、バッテリーで使用できるため、停電に強いというもメリットです。
もちろん、光回線のルーターもポータブルバッテリー等を準備することで、停電に対応することは可能です。
災害時の停電に備えた対策も検討しておきたい。
近日、ポータブルバッテリーについての記事を公開予定です。
自宅インターネット環境のミニマル化
以前の我が家は、32インチのモニターとMac miniで作業効率を重視したデスク環境でした。
作業性はすこぶる快適でしたが、ワークスペースが固定化され自由度という観点では不満が大きく、自身のワークライフに合っていないと常々感じていました。
そこで、外出先はもちろん、自宅でも気分に合わせてパソコンを持って移動し、どこでも仕事ができるようにしたい…と大きなモニターはなくし、Mac miniからMacBook Air 13inchに変更。
モニターが小さくなると作業効率が悪くなってしまう懸念もありましたが、普段から愛用しているiPadを活用することで、意外と快適なんです。
近日、MacBook AirとiPadつくる自宅のデスク環境のミニマル化について公開予定。
同時にパソコンのファイル管理までミニマル化を行なってきました。
このようにミニマル化の快適さやメリットを実感していた中で、新たに災害による不便さを体感したことで、さらにインターネット環境もライフスタイルに合わせ改善することにしました。
「自宅でしか使えない光回線を、データ無制限プランのポケットWiFiに乗り換える」
どこにでも持ち出せる「モバイルルーターとMacBook Air」により、自宅でも外出先でも作業環境は、ほぼ同じ状態を保つことが可能となります。
急な引っ越しや転勤が多い方にもオススメです。モバイル通信環境さえ良好であれば、面倒な手続きも不要、すぐにインターネットを使えるという利点もあります。
スマホのテザリングと光回線の組み合わせでもいいのでは!?
単純に、スマートフォンをデータ通信量を気にすることなく使える楽天モバイルの最強プランに乗り換えることも考えました。
外出先、停電や災害などで光回線が使えない場合でも、スマホのテザリングを利用することでデータ通信量を気にすることなく利用が可能となります。
ただ、これまでもテザリングを利用していましたが「スマホの電池消耗が激しい」・「通信していない状態が90秒ほど続くと切れる」などストレスになっていた。このデメリットも許容できるなら、自宅のインターネット環境は、通信安定性の高さや速度制限の影響を受けにくい光回線の方がメリットも大きいので、選択肢として有力な方法ではあります。
筆者の場合は、災害によるデメリットを経験したことをきっかけに、「単身であること」「もっと通信コストを抑えたい」「通信環境もミニマルにしたい」、なによりごちゃごちゃした光回線の機器や配線を改善でき、よりすっきりとした環境に改善できるという点も判断材料となっています。
あなたの価値観も含め、あなたのライフスタイルにあった方法を検討しましょう。
インターネット環境を見直したい方の、一つの案として参考にしていただければと考えます。
ポケットWiFiのホームルーター化によるメリット・デメリット
停電や災害時の影響については、前述で説明していますので省略し、その他のメリット・デメリットについて紹介します。
メリット1:月々の料金が安い
データ無制限で使える楽天モバイルの最強プランなら、光回線に比べ格安で利用できる。
さらに、楽天モバイル利用によりポイントの付与や楽天市場などのポイント還元がアップするなど楽天のサービスを利用する人にとってはプラスαのメリット受けられます。(2024年12月の現時点での情報なので、今後、サービスが終了する可能性もないとは言えませんが…)
メリット2:光回線にくらべ、モデムやルーターなどの機器や配線が少なくスッキリ
光回線では、ONU・モデムやWiFiルーターの設置が必要。
機器や配線で場所をとり、見た目もよくありませんので、これらをできるだけ目に触れないように工夫する必要があります。
※ 光回線を初めて利用する場合、配線の引き込み・設置工事などが必要です。
一方、モバイルルーターは、充電器が必要なだけで場所もとらずスッキリ。
メリット3:固定回線とモバイルルーターの一台二役
単身向きにではありますが、自宅の固定回線と外出時のモバイルルーターの一台二役が可能。
データ通信量を気にすることなく使用できるのもメリットとして大きい。
外出先での利用、出張や引っ越しなどの多い人にも利便性は高い。
デメリット1:光回線に比べ通信がやや不安定
速度については楽天モバイル4G LTEでも、十分な速度が出ますが、通信は光回線に比べて不安定です。
安定性なら光回線が安定しています。
特に動画視聴でその影響を実感しました。
詳しくは、こちらで検証していますのでご覧ください。
楽天モバイルで販売されているモバイルルーターより高速通信が可能なモバイルルーターも紹介していますので、合わせてご覧下ださい。
デメリット2:光電話がつけられない
光でんわが必要な方、乗り換えを検討している方で、光でんわを利用している場合、光でんわが使えなくなります。
ただし、以下のサービスを利用することで、光でんわとほぼ同じ料金で、同じ品質のサービスを利用することができます。
- おうちのでんわ(ソフトバンク)
- homeでんわ(NTTドコモ)
筆者もおうちのでんわ(ソフトバンク)を利用しています。
詳細は、近日公開予定です。
この他、メリット・デメリットはこちらで紹介していますので、あわせてご覧ください。
実際に楽天モバイルのポケットWiFiをホームルーター化(固定回線化)して感じたメリット・デメリット