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iPadでのタイピングに欠かせない「Magic Keyboard」。
しかし、その高価な値段がネックになっている人も多いのでは?
そこで、「最もApple純正のMagic Keyboardに近いキーボード」をテーマに選んだ代替品の実力を徹底的に検証していきます。
※ 現在、2023年モデルに仕様、価格等が変更されており、ここで紹介する旧モデルは現在販売終了となっております。とはいえ、進級版らしいので、参考になる内容となりますのでご覧ください。
手頃な価格で手に入るiPad用Magic Keyboard代替「HOU Trackpad Keyboard 」
いくつか候補があった中で選んだのが「HOU Trackpad Keyboard 」。
「iPad Air 10.9、iPad Pro 11インチ用」と「iPad Pro 12.9インチ用」があり、日本語配列(JIS) / 英語配列(US)が選べる。なお、12.9インチ用は英語配列(US)のみと思われます。
まずは、iPad Air用に購入した「iPad Air 10.9、iPad Pro 11インチ用(日本語配列)のHOU Trackpad Keyboard 」の代用キーボードについて紹介します。
【進級版】iPad Air 10.9インチ&iPad Pro 11インチ(日本語配列)
主な特徴
- 半折りたたみ式スタンドで角度を調節可能。純正と遜色ない使用感。
- 64キーレイアウト(日本語配列 / 英語配列)
- iOSのマルチフィンガータッチ機能とショートカットキーをサポート
- 強力な吸着力(2500GS)でiPadを安全に固定。
- 耐久性、耐寒性、通気性、耐老化性、指紋が残らない素材を使用した上質なキーボードケース。
- 充電2時間で90日間の待機時間が可能な省エネ設計の「内蔵バッテリー」。オートスリープ機能あり。
快適な作業環境を手軽に実現
半折りたたみ式のスタンドは、自分の使い方に合わせて調節可能、純正と遜色ない角度調節できるいできるため、長時間使用しても疲れにくい。iOSのマルチフィンガータッチ機能やショートカットキーをサポートもされており効率的な作業が可能。
安心の安定性と保護機能
キーボードとケースが磁力でしっかりと固定されているため、iPadを安全に保護できます。吸着力は2500GSで強力なため、落下や衝撃から守ってくれます。また、シェルとキーボードには環境に配慮した素材を使用しており、耐久性や指紋防止などの機能も兼ね備えています。
充実のバッテリー機能
内蔵バッテリーで動作するため、充電をするだけで長時間使えます。充電2時間で90日間の待機時間が可能で、省エネ設計で電力消費も少なく、環境にもやさしいです。また、10分間使わないと自動でスリープモードに切り替わる機能も搭載しており、電池の節約にも役立ちます。なお、純正Magic Keyboardには内臓バッテリーがなく、iPad側からの給電で動作。
iPad用キーボード「Magic Keyboard」vs「HOU Trackpad Keyboard 」徹底比較
ここでは、購入した「iPad Air 10.9、iPad Pro 11インチ用」のApple純正の「Magic Keyboard」と「HOU Trackpad Keyboard 」で比較します。
比較表
iPad 10.9 / 11インチ用「Magic Keyboard」vs「HOU Trackpad Keyboard 」比較表
iPad 10.9 / 11インチ用 | Magic Keyboard | HOU Trackpad Keyboard |
---|---|---|
幅 × 奥行 × 高さ(mm) | 248 × 192 × 15 | 252 x 194 x 16 (進級版は252 x 194 x 14.4) |
重量 | 600g | 680g(進級版は576g) |
取りつけ方法 | マグネット式 | マグネット式 |
角度調整 | 可能 | 可能 |
キー配列 | 日本語配列 JIS / 英語配列 US | 日本語配列 JIS / 英語配列 US |
トラックパッド機能 | Multi-Touchジェスチャー | iOSのマルチフィンガータッチ |
ショートカットキー | あり | あり |
パススルー充電 | あり | なし |
バッテリー容量/充電時間 | なし | 300mAh / 2h (進級版は500mAh / 2h) |
充電ポート | USB-C iPadを充電 | USB-C キーボード本体の充電 |
Bluetooth | ? | Bluetooth 5.2 |
対応機種 | iPad Pro 第4世代 iPad Pro 第3世代 iPad Pro 第2世代 iPad Pro 第1世代 iPad Air 第5世代 iPad Air 第4世代 | iPad Pro 第4世代 iPad Pro 第3世代 iPad Pro 第2世代 iPad Pro 第1世代 iPad Air 第5世代 iPad Air 第4世代 |
価格(税込) | 44,800円 | 13,988円 (進級版は15,999円) さらにクーポンや値引きあり |
「対応機種」は、Apple純正iPad Magic Keyboardと同じ機種に対応。
そして、この価格差、30,000円以上差があります。Magic Keyboardは高すぎる…。
5000円プラスしたら無印のiPad(第9世代)49,800円が買えるお値段…。
HOU Trackpad Keyboard は、amazonでクーポンや値引きキャンペーンを頻繁におこなっていますので、「iPad Air 10.9、iPad Pro 11インチ用」で、11,988〜12,988円(税込)、進級版は14,999円(税込)前後で購入できることもあります。
とはいえ、純正品は品質や使い勝手、耐久性面での安心感はあるので使用頻度が多いヘビーユーザーには純正をお勧めします。
使用頻度が多くない方なら費用対効果からHOU Trackpad Keyboardは代替品として十分にオススメできます。
それでは、気になるであろう仕様の違いや使用感について比較し紹介します。
※こちらの商品は 2023年モデルです。
マジックキーボードHOU iPadキーボードはiPad Air第5世代/第4世代10.9インチ(2022/2020)とiPad Pro 11インチ(第4世代/第3世代/第2世代/第1世代)に対応し、7色のバックライト、磁気吸着、多点押圧タッチパネルを備え、日本語配列は日本語説明書付き
HOU
外観・サイズ・重量の比較
まずは外観のデザインからご覧ください。
上の写真が、Apple純正 iPad用Magic Keyboard、下の写真が代替キーボードのHOU Trackpad Keyboard。
USB-Cポートの位置やデザインも若干異なる部分はありますが、パッと見たデザインの印象は、そっくりです。
実際に手で触れた質感もチープな印象はなく、外出の際に持ち出したくなるような気分にしてくれます。
肌触り良く、指紋が残らない素材を使用した上質なキーボードケースで、安っぽさは全く感じさせない。
気になるのは耐久性…、耐久性、耐寒性、通気性、耐老化性のある素材と謳っているが、こればかりは長期間使用してみないとなんとも言えない。
現時点では、かなり好印象です。
気になる点は、側部の面がiPad本体とほぼ同じなので、万が一落としてしまった際に、iPad本体も傷ついてしまい易い気がします。これはApple純正Magic Keyboardも同じことが言えます。
あまり大きくなるのもそれはそれで、デザイン性、サイズにも影響するので純正とほぼ同じサイズ感なのは悪くない。
Magic Keyboard:幅248 × 奥行192 × 高さ15 (mm) 重量600g
HOU Trackpad Keyboard:幅252 x 奥行194 x 高さ16 (mm) 重量680g
HOU Trackpad Keyboardの方が、幅4 x 奥行2 x 高さ1 (mm)大きいですが誤差レベルと言っていい、ただし、重量は80gの差があるので外出先で頻繁に使用したいという方には、少々重くなるのは気になるところ。
そんな方には「進級版」も販売されています。
純正のMagic Keyboardよりも軽量化された進級版
HOU Trackpad Keyboard(進級版):幅252 x 奥行194 x 高さ14.4 (mm) 重量576g
その重量は、なんと576g(104gも軽量化)、さらに純正のMagic Keyboardよりも24gも軽量。
さらに、薄さ「14.4mm」レザーケース並みの厚みで、純正のMagic Keyboardより薄い。
なお、進級版は筆者も使用したことはありませんが、厚みが若干薄くなったことくらいで、見た目の変化はほとんど無いように思われます。
キーレイアウト(キー配列)
なるべく普段から使い慣れたキーボードに近いレイアウトになっていることが、タイピングのしやすさや、作業のストレスを最小限に抑えるために重要視した項目です。そして、日本語配列 JISキーボードを使い慣れている筆者が特に重きを置いて選んだのが「HOU Trackpad Keyboard 日本語配列 JIS」です。
Apple純正のMagic Keyboardでは、日本語配列 JIS / 英語配列 USなどいくつかのキー配列が準備されています。
一方、HOU Trackpad Keyboardでは、日本語配列 JIS / 英語配列USが販売されています。12.9インチ用は、おそらく英語配列(US)のみと思われます。
英語配列(US)のキーレイアウト比較
英語配列(US)のHOU Trackpad Keyboardは、一般的な64キー配列でApple純正のMagic Keyboardともほぼ同じ。
USキー配列を普段から使用されている方なら、違和感なく使用できます。
マジックキーボードHOU iPadキーボードはiPad Air第5世代/第4世代10.9インチ(2022/2020)とiPad Pro 11インチ(第4世代/第3世代/第2世代/第1世代)に対応し、7色のバックライト、磁気吸着、多点押圧タッチパネルを備え、日本語配列は日本語説明書付き
HOU
日本語配列(JIS)のキーレイアウト比較
上の写真が、HOU Trackpad Keyboard(日本語配列 JIS)ですが、その上のApple Magic Keyboard(英語配列 US)と比較してもらえればお分かりのように、物理的な鍵盤はUS配列の64キーと同じ鍵盤構成になっています。JISキーボードにある大きなEnterキーもありません。
何が言いたいかというと、HOU Trackpad Keyboardでは、英語配列 USの鍵盤を日本語配列 JISでも使用しているということ。つまりプログラムでレイアウトをJIS用に変換し対応しているということです。
Apple純正のMagic KeyboardやiPad用Magic Keyboard、または普段使用するキーボードのレイアウトに近いものを選びたいところですが、純正と全く同じものはなかなか存在しません。特に日本語配列(JIS)のサードパーティ製キーボードではこのような仕様は珍しいことではありませんし、レイアウトもメーカーによって微妙に違います。
ちなみに、iPad用Magic Keyboardは、下の写真のMagic Keyboardの鍵盤とほぼ同じ、もちろん大きなEnterキーもあります。細かな点までこだわるなら純正品一択です。
HOU Trackpad Keyboard (本語配列 JIS)は、Apple純正のMagic KeyboardとiPad用Magic Keyboardと比べ、物理的な鍵盤の違いこそありますが、レイアウトはほぼ同じ仕様になっており、Magic Keyboardに慣れている方であればストレスなくタイピングできます。
Apple純正のMagic KeyboardやiPad用Magic Keyboardの日本語配列 JISになるべく近いキーレイアウトのキーボードが欲しいという方には、HOU Trackpad Keyboard (日本語配列 JIS)は代用キーボードとしてオススメできます。
タイピングの比較
下の写真は、HOU Trackpad Keyboard(日本語配列 JIS)とMagic Keyboard(日本語配列 JIS)を並べて撮影。
10.9、11インチiPad用のキーボードなので、Magic Keyboardに比べてキーの大きさ、間隔もかなりコンパクトになっていますので、タイピングは少々やりづらさを感じます。純正のiPad用Magic Keyboardもこの点に関しては同じです。
打鍵感は、Apple Magic Keyboardが優しく滑らかなタッチ、対してHOU Trackpad Keyboardは、少し硬さや反発を感じる打鍵感。タッチ音はどちらも静かなタイプですが、少し硬さや反発が強い分、HOU Trackpad Keyboardの方が若干タッチ音は大きく感じる。個人的にはApple Magic Keyboardが打ちやすく好みですが、価格差からすれば打鍵感も悪くなくコスパは良い。
11インチiPad用キーボードはコンパクトなので、執筆などガッツリとタイピング作業をする用には向いていないと思いますが、外出先などで、簡単なタイピング作業を行う程度であれば、十分と考えます。
ちなみに、タイピング重視派で、iPadで自宅・外出先でも気軽に持ち運べて、
ヘビーなタイピング作業をしたい方には、Apple Magic Keyboard+スタンドの組み合わせが最強です。
お好みでマウスも…。
これいい!静かで薄型のBluetooth ワイヤレスマウス「Scheki マウス」ただし、これには一つデメリットがあります。
床に座るなど、テーブルがない環境で作業したい場合では、おそらく膝などに乗せてタイピングするパターンがあります。そんな条件では、iPad用Magic Keyboard的なものが欲しくなります。
そんな使い方をすることはないというあなたには、こちらの記事が役立つかもしれません。
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iPad用Magic Keyboardでは、Multi-Touchジェスチャー機能が備わっています。もちろんショートカットキーも。
これらは作業効率化には欠かせない機能で、特に画面の小さいiPadでは、より効果を発揮します。
HOU Trackpad Keyboardでは、iOSのマルチフィンガータッチ機能やショートカットキーをサポートもされており効率的な作業が可能。
「対応機種」「取り付け方法・角度調整」「トラックパッドの機能、ショートカットキー」も同じなのは
取り付け方法・角度調整
HOU Trackpad Keyboardは、90〜130度の範囲で角度調整が可能。
iPad用 Magic Keyboardも同じく130度まで調整可能。
重量のバランスの問題あり、これ以上傾けると後ろへ倒れやすくなるので、この角度が調整幅の限界なのかもしれません。
iPadの取り付け方法は、iPad用 Magic Keyboardと同じように、マグネット吸着で簡単に装着できます。
HOU Trackpad Keyboardは、2500GSの強力なマグネット吸着ですが、安心感を得られるほどの吸着力とは言えません。少し動かすくらいで外れることはないと思いますが、移動など持ち歩いたりするときは少々不安を感じますので、「マグネットから外れて落下することもある…」という認識を持って扱う方が安全です。
ペアリング(接続方法)
ペアリングもとても簡単です。
ipadを取り付け、HOU Trackpad Keyboardの電源をONの状態であることを確認したら、iPadとのペアリングを開始します。
ペアリングボタン(上の写真の丸いボタン)を押します。
BTランプが点滅を始めたら、iPadで「設定」「Bluetooth」の順に選択。
その他のデバイスに「T89 Magic」が表示されているので選択します。
ウィンドウが現れたら「ペアリング」を選択。
ペアリングに成功したら、自分のデバイスに「T89 Magic」が表示され、青ランプが消灯します。
以上でペアリング完了し、キーボードが使用可能となります。
まとめ・結論
以上、Magic Keyboard代替品のレビューや選び方について紹介してきましたが、いかがでしたか?
ルックス・キーレイアウト、操作感、使い心地がiPad用 Magic Keyboardにできるだけ近い代替キーボードをお探しの方には、価格、コストパフォーマンスも魅力的で、この記事を掲載した現時点で間違いなく最も有力な商品と言っても過言ではないiPad用キーボードです。
メーカー(販売元)の対応が良くで安心
この手の低価格なサードパーティ製は、品質面が気になります。
価格も純正に比べれば1/3以下で手に入る価格ですが、10,000円以上はする商品なので、万が一のためメーカー(販売元)対応の良し悪しも軽視できません。
amazonの販売ページでは、以下の内容が記載されています。
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購入者レビューをみても不具合対応はしっかり行われており、信頼できるメーカー(販売店)と言えます。
実は筆者も、まさかの初期不良品が当たってしまいましたが、迅速な対応で新品に交換対応してもらえました。もちろん交換品は不具合なく正常に動作しています。
不具合内容:
キーボードの上の数字の列を入力すると、印字されているキーの配列と異なる数字や記号が入力されてしまう現象。文字入力は問題なし。command option 英数 かな などが異なる動作になる現象もあるなど、日本語配列のキー配置だが、実際の動きはUS用になっているような症状。
この記事が、キーボード選びの参考になることを願っています。
マジックキーボードHOU iPadキーボードはiPad Air第5世代/第4世代10.9インチ(2022/2020)とiPad Pro 11インチ(第4世代/第3世代/第2世代/第1世代)に対応し、7色のバックライト、磁気吸着、多点押圧タッチパネルを備え、日本語配列は日本語説明書付き
HOU