32ARTS 
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こんな悩みや情報をお探しなら、この記事はあなたの役にたちます。
- WiFiルーターの2.4GHzと5GHzの違いがわからない。
- WiFi 2.4GHzと5GHzの速度比較したデータ（実測値）が知りたい。
この記事では、モバイルルーター（楽天モバイル）とWiFiホームルーター（光回線：フレッツ光）の二つの条件で、実際の速度比較（スピードテスト）を行っています。
この記事を読み終わる頃には、WiFi 2.4GHzと5GHzの違いを理解できるだけでなく、ルーター選びや使い方にも役立つ情報を得ることができるでしょう。
面倒くさがりの怠け者体質のフリーランスの筆者が、仕事をストレスなく効率よく行うための方法、何気ない日常の生活を心地よく・快適に過ごすための考え方について提案。生き方・生活で意識している「Simple is Best・引き算の美学・ミニマル・軽量コンパクト・心地よさ・無駄の取捨選択・コスパ」を、独自の視点から表現し当ブログにも活かしております。
WiFiルーターの2.4GHzと5GHzの違いとは？
電波の周波数帯域についての基本的な知識として、知っておきたいのが、
電波は周波数が高くなるほど高速大容量通信が可能ですが、直進性が強く、遮蔽物に弱くなるという特性があり、山間部や地下鉄、建物など障害物がある場所に弱いため、場所によっては接続が不安定になったり、圏外になってしまうデメリットがあります。
一方で、周波数が低くなるほど障害物に強く、広範囲に電波が届きやすい特長がありますが、反面、高周波帯よりデータ通信速度が低下する場合がある。
WiFiルーターでも同じことが言えます。
もうお分かりでしょう。
5GHzの方が2.4GHzに比べ高周波帯なので高速大容量な通信が可能、一方で2.4GHの方が周波数が低いので5GHzより障害物に強く広範囲に電波が届きやすいということになります。
但し、2.4GHzの周波数帯は、電子レンジやコードレス電話、Bluetooth、アマチュア無線などと電波を共有しているため、電波干渉が起こりやすい周波数帯ですので、環境によっては影響を受ける可能性があるので、これらの影響を受けにくい5GHz帯の方が安定した通信が可能。
結論
屋内で使用するWiFiホームルーターは、できるだけPCやスマホなどを使用する際に電波が届きやすい場所に設置し、5GHzで使用するのが快適でしょう。モバイルルーターも同様ですが、屋外では電波法により5Ghz帯の電波利用できませんのでご注意ください。
また、２階建や厚い壁など、WiFiルーターから離れた電波の届きにくい場所で利用する場合など、5GHzで通信が不安定だっったり、スピードがでない場合は、2.4GHzに切り替えてみると改善する可能性はあります。
WiFiルーター 2.4GHzと5GHzのスピードテスト比較
検証場所は5Gのエリア外となるため、4Gにて検証しています。
回線のスピードテストは、「Google インターネット速度テスト」利用し測定。
スピードテストは、インターネットの上り（アップロード）、下り（ダウンロード）を計測しています。
※ インターネットの「上り・下り」がわからない方はインターネットの通信速度における「上り・下り」とは？をご覧ください。
どちらも2.4GHzと5GHzが利用できるルーターで比較しています。
- フレッツ光 + ぷらら：WiFiホームルーター Aterm WG1200HS4（5GHz / 2.4GHz）
- 楽天モバイル
最強プラン：モバイルルーター（+F FS040W+専用ホームルーターキット 5GHz / +F FS040Wのみ 2.4GHz）
それぞれ5回測定しています。
スピードテストの数値の見方（目安）については、用途別回線スピードで快適・ストレス度をチェックでわかりやすく解説しています。
なお、あくまでも、我が家（地方の民家の少ない田舎）の通信環境での比較となります。立地やルーターなどの通信機器、光回線のプロバイダー等の通信環境により結果は変わってきます。
スピード比較結果・総合評価
| 総合評価 | フレッツ光 5GHz | フレッツ光 2.4GHz | 楽天モバイル 4G LTE / 5GHz | 楽天モバイル 4G LTE / 2.4GHz |
|---|---|---|---|---|
| スピード：下り (最大/最小) 単位：Mbps | 88.6 / 88.0 | 77.1 / 61.29 | 81.5 / 65.5 | 46.9 / 40.8 |
| スピード：上り (最大/最小) 単位：Mbps | 91.3 / 64.5 | 70.3 / 60.1 | 35.2 / 17.3 | 35.3 /12.8 |
| WEBサイト閲覧 | ||||
| フルHD動画 | ||||
| 4K動画 |
総合評価
今回の目的は、5GHz / 2.4GHzの周波数帯域の速度比較です。
注目してほしいのが「スピード：下り」、
「フレッツ光の5GHz / 2.4GHzのスピード比較」
「楽天モバイルの5GHz / 2.4GHzのスピード比較」
より高速通信が可能な5GHzの方が、速度が速くなっています。
我が家の環境では、一般的な利用として多い「Webサイト閲覧・フルHD動画・4K動画」での利用として、いずれも十分なスピードが出ていますが、あなたの住まいの環境で2.4GHzにてスピードの出ない場合は、5GHzにすることで高速な通信ができる可能性があります。
通信安定性について
安定性に関しては、ルーター配置など通信良好なコンディションで測定していますので、WiFi：2.4GHz 5GHzのいずれの周波数帯域でも安定性に大きな違いはなし。
ここでの検証目的とはやや逸れる内容ですが、光回線と楽天モバイルの安定性の比較も行いました。
比較しやすくするために安定している時間帯（タイミング）での測定でしたが、通信安定性は光回線が高く、楽天モバイルはやや通信不安定になることがあります。
詳しくは、「楽天モバイル 最強プラン」と「フレッツ光 + ぷらら（プロバイダー）」スピード＆安定性の比較を行なっていますので、興味のある方は合わせてご覧ください。
フレッツ光 WiFi 2.4GHzと5GHz
| 通信環境 | 内容 |
|---|---|
| 光回線 | フレッツ光ネクスト |
| プロバイダー | ぷらら |
| WiFi ホームルーター | Aterm WG1200HS4 |
| Aterm WG1200HS4 Wi-Fi 5(11ac)対応 | 5GHz帯 | 2.4GHz帯 |
|---|---|---|
| 無線LAN | 867Mbps | 300Mbps |
スピードテスト（5回）
楽天モバイル WiFi 2.4GHzと5GHz
楽天モバイルと+F FS040W + ホームキットを使用。
専用ホームキットならWi-Fiの速度が最大867Mbps(5GHz)まで向上するほか、高性能2ストリームアンテナにより電波を遠くまで届け、さらにねらった機器に電波を集中させるビームフォーミングにも対応。「より高速に」「バッテリーレス化」「バッテリーを長持ちさせるモード」などの快適な通信が可能な専用ホームキットです。
F FS040W + ホームキットの魅力やデメリットについて掲載していますので、合わせてご覧ください。
+F FS040W モバイル Wi-Fi ルーターのみの購入も可能です。
| 通信環境 | 内容 |
|---|---|
| モバイル回線 | 楽天モバイル |
| プラン | 最強プラン |
| 回線速度（下り） | 4G：300Mbps |
| WiFi モバイルルーター | + FS040W ホームキット |
| + FS040W ホームキット | 5GHz帯 （専用ホームキット使用時） | 2.4GHz帯 |
|---|---|---|
| 無線LAN | 867Mbps | 300Mbps |
