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ダイニングチェア、オフィス、レストランのシーンでオススメの デンマークの家具デザイナー「ハンス・J・ウェグナー PP503」のリプロダクト チェア(椅子)を紹介。
ハンス・J・ウェグナー の「PP503」The Chair(ザ チェア)
デンマークの家具デザイナー「ハンス・J・ウェグナー(Hans Jorgensen Wegner)」は生涯で500を超える椅子をデザイン。中でも今回紹介する「PP503」はウェグナー作品の中でも最高傑作。世界一美しい椅子と評されたこの椅子は「The Chair(ザ チェア)」と呼ばれている。
日本の和テイストなインテリアにも馴染みやすい
初めてこの椅子を目にした時は、美しいフォルム、デザインに一目惚れしたのを今でも覚えています。恥ずかしながら北欧家具とかそういうものにあまり興味がないというか、ウェグナーのことも知らなかった筆者でしたが(汗)、「PP503 The Chair」は本当に欲しいと思わせてくれた椅子でした。木材を生かした美しいフォルムは日本の和テイストなインテリアにも馴染みやすく、モダンな木製チェアをテーマに探していたのもありドンピシャな椅子でした。
リプロダクト「PP503 The Chair」
「PP503」は現在、ウェグナーの願いから優れた加工技術を持つPP Mobler(PPモブラー)が生産していますが値段も高い…。庶民派の筆者には高価すぎてとても手が出せません。しかし、諦めるのは早いです。リプロダクト「PP503 The Chair」が販売されており、1/10〜1/20ぐらいの価格で手に入れることができます。もちろんPP Mobler製にはとても敵いませんし、そこまで求めるのは無理がありますが、美しいフォルムはもちろん品質も十分に満足できるリプロダクト製品も販売されています。
巨匠と呼ばれるデザイナーがデザインする家具などのプロダクトにはデザインの意匠権というものがあります。このようなデザイナーズ家具は数十万円〜する高価な製品のため中々手に入れることは難しいものです。しかし、意匠権には期限があります。意匠権の切れたデザインはライセンス料が不要で復刻が可能。これが「リプロダクト」と呼ばれるものです。リプロダクトは、開発費も抑えられ独自のルートで生産が可能なため、リーズナブルな価格が実現できます。以下で紹介するハンス・J・ウェグナーの「PP503」は「リプロダクト家具」で
リプロダクトで注意したいこと
これから紹介するリプロダクト製の「PP503」は細部までこだわって再現したチェアと言えますが、やはりPP Mobler(PPモブラー)のものとは素材はもちろん細部の仕上がりまで完全(忠実)に再現されているとはいえませんので予めご了承ください。それでも素材や再現性という点では、コストパフォーマンスも含め高いレベルでこだわりを感じる製品と言えるでしょう。また、リプロダクト製の「PP503」は全てが同じところで生産されているわけではありませんし、中には素材や細部の仕上がりの違いによるものなのか何処となく安っぽいという印象を受ける製品もあります。リプロダクト「PP503」は、どれも同じようなものだと安易に考えずに素材や品質、細部の仕上がりも様々であるという認識を持って検討された方が良いでしょう。
例えば、この製品もリプロダクト製として販売されていますが、どこか違うというか、あの美しいフォルムと言いましょうか?再現性という点では少々物足りないような気もします。サイズも若干ですか小さく、価格的にもさらにリーズナブルなので、予算やスペースによってはこれはこれでありだとは思いますが…。
丈夫で飽きのこないデザイン
そして、筆者が購入したものがこちら。デスクワーク用のチェアとして購入、座り心地の良さと飽きのこないデザインは古民家をリノベーションした和モダンな!?我が家のインテリアにも馴染んでいます。
デザインから機能性まで巨匠のデザインに敬意を示し復刻させた椅子はフォルム、無垢の木目が美しく安っぽさは感じません。製造元でも異なると思われますが、バットや古くは飛行機のプロペラにも使われた強靭な樹種の北米産ホワイトアッシュ(タモ)材を使われるなどデザイン性だけでなく耐久性の面でも丈夫で安心感があります。
使ってみて。。。使い心地や耐久性などの感想
PCデスク用の椅子(チェア)として利用していますが、ダイニングテーブル用の椅子としても食事や寛ぎならがのお酒飲んだりするのにも、使いやすいと思います。椅子の奥行きが深いので、食事や仕事で姿勢良く仕事したい場合は少々浅めに座り背もたれに頼らない使い方でも座りやすく、肘掛けもあるので適度なリラックスも可能。お酒を飲んだり、リラックスしたいときは深く座り背もたれにもたれ掛かり寛ぐことができます。これがかなり座り心地が良くリラックスできます。見た目のデザイン性だけで無く機能性としても本当に素晴らしい椅子(チェア)です。
購入から6,7年くらい経過し多少年季は入っていますが 今のところ、気になるようなガタつきなども無くしっかりした創りと言えます。また無垢材なので木質系加工材料の特有の劣化ももちろんありません。なお、筆者はウレタン樹脂塗装のものを購入していますが、ナチュラル(無塗装)もあるようです。販売元によってナチュラル=クリアーなウレタン樹脂塗装 / ナチュラル=無塗装というような異なる表現となっていようですの購入の際は注意したい。
購入した製品はこちらの「ブラウン+ファブリック座面」をチョイス。なお、座面「PVC+ウレタンフォーム」または「布地+ウレタンフォーム」のいずれかの仕様となります。なお、「PVC」は布地の表面に塩化ビニール樹脂を塗布し、質感を天然皮革に似せた合成皮革の種類一つ。汚れに強くメンテナンス性に優れています。PUに比べ耐久性が高いと言われていますが、合成皮革は長期使用により表面のコーティングが割れるなど傷みやすく経年劣化は気になるところ…また通気性も良くないので夏場はムレも気になります。「布地のファブリック座面」をチョイス、とは言えこちらも経年劣化の不安や汚れ等の不安はありますが…。
画像をご覧いただければ解りますように、使用による座面の汚れが気になります。
こちらは購入した商品とは多少違う商品の様ですが、フォルムや素材などのクオリティもあまり違いが分からないレベル、 背もたれと肘掛のパーツをつなぐ木材の継ぎ目のフィンガージョイントの部分が少し違うのと、ファブリック座面の色がブラックなので汚れが目立たなそうなのはプラスポイント。ちなみにフィンガージョイントはこちらの方がオリジナルに近く、意識されている感じはありますが、ジョイント一つにしてもやはり、PP Mobler(PPモブラー)製の繊細なつくりにはとても敵わないという印象。この仕上げであれば、個人的には筆者の購入した椅子のジョイントの方が好みですが、この点は好みの問題で些細なこだわりといった部分でしょう。
そしてこちらご、上のファブリック座面(色がブラック)ではなく、本革仕様の座面。
さらに、蒸れにくく疲れにくいペーパーコード仕様の座面もあります。
最後に
繰り返しにはなりますが、日本の和テイストなインテリアにも馴染みやすく、PCなどのデスクワークやダイニングテーブル用としてはもちろん高いデザイン性からレストランなどの店舗用など幅広いシーンで活用可能。高いデザイン性と機能性も兼ね備え、造りもしっかりしており丈夫で耐久性もありますので永く愛用できる点もオススメのポイント。ただし、サイズをご覧いただければお分かりかもしれませんが、ある程度スペースは必要となりますので、狭い部屋などでの使用を検討する場合は、サイズ感を予め確認し検討されることをお勧めします。この記事があなたの参考になれば幸いです。
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