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屋外での撮影、刻々と変わる光の中でNDフィルターを交換する。
その際、バッグの底から何枚ものプラスチックケースを引っ張り出し、「ええと、これはND8だったか……」と確認する時間は、表現者にとって純粋な**「ノイズ」**です。

純正ケースは嵩張り、ソフトポーチはホコリの付着が気になる。
もっと身軽に、もっと素直に、光を操る道具を持ち歩けないか。 私が辿り着いたのは、ケースという概念を捨て、フィルター自身のネジを利用して連結する「スタックキャップ」という最小の解決策でした。
「ケース」ではなく「蓋(ふた)」という発想

このアイテムの構造は、驚くほどシンプルです。
金属製の「天面」と「底面」のキャップ。その間に、手持ちのNDフィルターやCPLフィルターをネジ込んで積み重ねていくだけ。

- 厚みの引き算: フィルターが何枚あっても、増えるのはフィルター自体の厚みだけ。ケース同士がぶつかり合う無駄な余白は一切ありません。
- 視認性の向上: フィルターの枠が露出しているため、どの濃度がどこにあるか一目で分かり、素早く目的の1枚にアクセスできます。
- ガラスを守る金属の鎧: 合金製のキャップがガラス面を完全に密閉保護。ホコリの侵入を許さず、傷からも強固に守ります。
レンズフィルターの収納キャップケース金属保護ボックスカバー
種類(サイズ):49mm / 52mm / 58mm / 72mm / 77mm
種類(サイズ):49mm / 62mm / 67mm / 72mm
ポケットに忍ばせる「光のインフラ」

最大のメリットは、その圧倒的な携帯性です。
SIGMA fpに45mm F2.8を付け、ポケットにこのスタックキャップを忍ばせる。
これだけで、バッグを持ち歩く必要さえなくなります。

「撮りたい」と思った瞬間に、ポケットから取り出し、ネジを回してセットする。
この一連の動作がスムーズになるだけで、撮影への没入感は一段と深まります。
運用上の「引き算」と注意点

このスタックキャップは、数百円から手に入る「最小の鎧」ですが、すべてにおいて万能というわけではありません。
サニー的な視点で、以下のリスクと対策を理解しておく必要があります。
- 「側面」は剥き出しであること: ガラス面は上下のキャップで完璧に密閉されますが、フィルターの「枠(フレーム)」自体は露出した状態です。バッグの中に機材をそのまま投げ入れるような私のスタイルだと、他の機材とぶつかってフレームに細かな傷がつく可能性はあります。
- 衝撃への備え: アルミニウム合金製で強度はありますが、落下時の衝撃はダイレクトにフィルターへ伝わります。撮影の時以外は、私はこの「最小の塊」をさらに小さな布ポーチに忍ばせています。 「大きなプラケースの山」を持ち歩くのに比べれば、ポーチにこの塊を一つ放り込むだけの運用は、比較にならないほど省スペースで機能的です。
- 精度の個体差: 中華製の安価な製品なのでスクリューの溝が甘い場合があります。無理に締めるとフィルター側のネジ山を痛めるため、「軽く、確実に」締めるのが運用のコツ。
身軽さが、視点を自由にする

私たちは、機材を守るために、知らず知らずのうちに重装備という「不自由」を受け入れています。 しかし、本当に大切なのは機材を守ることではなく、「撮る瞬間の自由」を守ることではないでしょうか。
スタックキャップという最小のインフラ。
これ一つで、あなたのカメラバッグから「迷い」というノイズが消え、光と向き合う時間が増えるはずです。
レンズフィルターの収納キャップケース金属保護ボックスカバー
種類(サイズ):49mm / 52mm / 58mm / 72mm / 77mm
種類(サイズ):49mm / 62mm / 67mm / 72mm
32ARTS 
