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「MacBook Airをミニマルに使いこなす!(操作編1)」そして、「Mac初心者にもわかりやすく」をテーマにMacBookの便利機能やオススメの使い方を紹介する企画。
「MacBookを使っているけど、結局マウスを使っている…」
「トラックパッドって使いにくそうだし、マウスのほうが慣れてるし…」
そんな「マウスこそ正義!」と思っているあなたへ。
実は、MacBookのトラックパッドは、マウスよりも快適で効率的!しかも、あなたが普段使っている スマホの操作と驚くほど似ている んです。
私自身、ずっとマウス派でした。
でも、試しにトラックパッドを使ってみたら…
「え? これ、めちゃくちゃ便利じゃん!」と衝撃を受けました。
- トラックパッドなら指先ひとつで操作が完結
- マウスを持ち運ぶ必要なし!デスクもスッキリ
- トラックパッドならではのジェスチャーで、作業効率も爆上がり!
しかも、トラックパッドは スマホと同じようにスワイプやスクロールができる ので、「マウスよりむしろ簡単!」と感じるはず。
本記事では、「トラックパッドは使いづらい」と思っているマウス派の人に向けて、トラックパッドの本当の魅力と、実際にどう使えば快適なのかを徹底解説 します。
「マウスがないと無理!」と思っているあなたほど、ぜひ最後まで読んでみてください!
この便利さ、一度体感したらマウスには戻れなくなるかもしれませんよ。
面倒くさがりの怠け者体質のフリーランスの筆者(サニー)が、仕事をストレスなく効率よく行うための方法、何気ない日常の生活を心地よく・快適に過ごすための考え方について提案。生き方・生活で意識している「Simple is Best・引き算の美学・ミニマル・軽量コンパクト・心地よさ・無駄の取捨選択・コスパ」を、独自の視点から表現し当ブログにも活かしております。
なぜMacBookはマウスよりトラックパッドが最強なのか?
- ジェスチャー操作が豊富(マウスではできない操作が可能)
- MacOSとの相性が最適化されている
- マウスよりも直感的で素早い操作ができる
- Mission Controlのアプリ切り替えが「スワイプだけ」で完結!
MacBookのmacOSには、トラックパッドを使うことで最大限の操作効率を発揮する機能が数多く搭載されています。
Appleは「ハードウェアとソフトウェアの一体化」を重視する企業であり、MacBookの操作体系もその一環として設計されています。トラックパッドも例外なく「感圧タッチ」や「マルチタッチジェスチャ」など、macOSと密接に連携する機能を備えています。
Windowsのラップトップのタッチパッドが使いづらさから敬遠されていたあなたも、MacBookの忠実かつスムーズな動きと操作効率を高める機能が搭載されたトラックパッドを体験したら、その考えは変わるでしょう。
Mission Controlをはじめとする「MacBookの作業効率が爆上げしてくれる6つ便利ツール」の操作性を高めてくれるのも、このトラックパッド。これらの機能を使いこなすことで、さらにトラックパッドの素晴らしさを感じることでしょう。
マウス派が気づいていない、トラックパッドの「最強ポイント」
マウスと比べて、トラックパッドはここが優れている!
ほんの一例ですが…例えば、これらはマウスでは直感的に操作しづらい のに対し、トラックパッドなら指の動き一つで簡単に実行可能。
機能 | マウス | トラックパッド |
---|---|---|
スクロール | ホイール操作(指の負担大) | 2本指スワイプでスムーズ! |
ウィンドウ切替 | ⌘ + Tab(手の移動が必要) | 3本指スワイプで一瞬! |
デスクトップ表示 | F11キー or ホットコーナーを使う | 4本指ピンチインでサクッと! |
アプリ一覧表示 | Dockでポチポチ選択 | 3本指+親指でピンチアウト! |
Apple純正のマウス「Magic Mouse」ならジェスチャー操作も可能ですが、サードパーティ製のマウスではMacBookの機能を最大限生かす快適な操作性を得ることは難しい。
また、Magic Mouseよりトラックパッドの方が直感的で、スマホ慣れした多くの人に馴染みやすく操作性も高い。あなたも使ってみれば実感できるはずだ。
トラックパッドを使いこなせれば、わざわざ高価なMagic Mouseを追加購入する必要もありません。
トラックパッドが最強な理由(マウスに勝る4つのメリット)
- 持ち運びが楽&デスクがスッキリ(ミニマルライフに最適!)
- 指先だけで全ての操作が完結し、作業スピードが上がる(ジェスチャを覚えれば、無駄な動作が激減!)
- マルチタッチジェスチャーが便利すぎる(後述で詳しく解説!)
- スマホと同じ感覚で、直感的に操作できる!
これまで説明した内容からも、macOSのUIデザイン自体がトラックパッドを中心に最適化されているといっても過言ではない。
もちろんマジックマウスでも操作可能ですが、トラックパッドの方が直感的で操作しやすいのは、使っていただければ実感できるはずだ。
トラックパッドは難しくない!6つのジェスチャを覚えるだけ
スマホの操作に慣れているなら、トラックパッドはむしろ簡単!
スマホを使い始めた頃は、基本となるジェスチャーを覚えることで、マニュアルがなくても直感的に操作ができるようになったはず。
トラックパッドも同じです。
最初に基本となる6つのジェスチャを覚えてしまえば、簡単に使いこなすことができるようになります。
しかも、スマホ操作とトラックパッドのジェスチャは似ている点も多いので、スマホ慣れしているあなたならジェスチャを覚えるのに時間なんて必要ありません。
マウスの知識もあるので、右クリック、左クリックなど…置き換わるジェスチャを覚えて使いこなすのも簡単です。
基本となる6つのジェスチャはこれだけです。
- タップ(右クリック・左クリック)
- ダブルタップ
- ドラッグ&ドロップ
- 上下へのスライド
- 上下左右へのスワイプ
- ピンチイン・ピンチアウト
覚えるべき16のジェスチャ「Mac トラックパッド Multi-Touch ジェスチャ一覧」
では、覚えるべき16のジャスチャを紹介します。
この16種類の「Mac トラックパッド Multi-Touch ジェスチャ」を覚えてしまえば、あなたもMacBook&トラックパッドのスペシャリストです。
基本的には6つのジェスチャの動きの応用なのですぐに理解し覚えることができます。
MacBookの作業を効率&快適にしてくれる便利ツールの操作も素早く実行できるようになります。
ジェスチャ | 動作 | 用途・メリット |
---|---|---|
タップでクリック | 1本指でタップ | 通常のクリック(シングルクリック) |
ドラッグ&ドロップ | 1本指でドラッグ(1本指でクリックし押しながら移動)してからドロップ(離す) | 通常のドラッグ&ドロップ ファイルやウィンドウを移動 |
副ボタンのクリック(右クリック) | 2本指でタップまたはクリック | ショートカットメニューを開く |
スマートズーム | 2本指でダブルタップ | WebページやPDFを拡大縮小 |
スクロール | 2本指を上下にスライド | ページやドキュメントのスクロール |
拡大/縮小 | 2本指でピンチイン・アウト | 画面の拡大・縮小 |
回転 | 2本指をひねるように動かす | 写真やアイテムを回転 |
ページ間をスワイプ | 2本指で左右にスワイプ | 前後のページを表示(Safariなど) |
通知センターを開く | 2本指で右端から左にスワイプ | 通知センターを表示 |
3本指のドラッグ(要設定) | 3本指でドラッグしてからタップでドロップ | ファイルやウィンドウを移動(要設定) |
調べる&データ検出 | 3本指でタップ | 単語の検索や日付・住所・電話番号のデータ検出 |
デスクトップを表示 | 親指+3本指を広げる | すべてのウィンドウを隠してデスクトップを表示 |
Launchpad | 親指+3本指でピンチイン | Launchpad(アプリ一覧)を表示 |
Mission Control | 3本指で上にスワイプ | 開いているウィンドウを一覧表示 |
アプリ Exposé | 3本指で下にスワイプ | 使用中のアプリのウィンドウをすべて表示 |
フルスクリーンアプリ間をスワイプ | 3本指で左右にスワイプ | デスクトップやフルスクリーンアプリ間を切り替え |
トラックパッドを快適に使うための設定&コツ
快適な操作を行うため、トラックパッドの設定を最適化しまします。
トラックパッドの「ポイントとクリック」

「システム設定」>「トラックパッド」>「ポイントとクリック」を選択。
ポイントとクリックの項目 | オススメの設定 |
---|---|
軌跡の速さ(カーソルの速度) | 速めがオススメ |
クリックの強さ | お好みの設定でOK |
静音クリック | お好みの設定でOK |
強めにクリックと触覚フィードバック+調べる&データ検出 | 3本指でタップ または1本指で強めのクリック |
副ボタンのクリック「重要」 | 2本指でクリックまたはタップ |
タップでクリック「重要」 | ON |
◯ タップでクリック「重要」
マウスでいう左右のクリックについての設定です。
頻繁に使う操作なので、スピーディに操作できる方法を選びたい。
トラックパッドには、「タップ」「クリック」「強めのクリック」の操作があります。
トラックパッドを押す(クリックする)とわかると思いますが、2段階に押し込めるようになっています。
- クリック:軽めに押すとカタッとなんとなく押し込めた感触があると思います。これが「クリック」です。
- 強めのクリック:さらに強く押し込むとカタッと音がし軽く押した時よりも押し込んだ感触が伝わってきます。これが「強めのクリック」です。この後で紹介する 調べる&データ検出を「1本指で強めのクリック」に設定することで使用できます。
- タップ:押し込まずトラックパッドの表面を軽くトンと叩くのが「タップ」です。
<オススメの設定>
タップでクリック:「ON」
初期設定では「OFF」になっておりクリックで操作できますが、より軽快な操作を行うためにスマホ感覚で操作できる「タップ」をお勧め、クリックのストレス軽減してくれます。
◯ 副ボタンのクリック「重要」
マウスでいう「右クリック」の操作を設定します。
頻繁に使う操作なので、スピーディに操作できる方法を選びたい。
<オススメの設定>
副ボタンのクリック:「2本指でクリックまたはタップ」を選択。
◯ 強めにクリックと触覚フィードバック
主に「クイックルック」や「調べる」を使う時に使う操作です。
「調べる」は単語の上でこの操作を行うだけで、その単語について調べることができます。

<オススメの設定>
強めにクリックと触覚フィードバック:「ON」
調べる&データ検出:「3本指でタップ」の方がアクションが速くオススメですが「1本指で強めのクリック」を好む人もいるので、こちらも一度ためして好みで選ぶと良いだろう。
トラックパッドの「スクロールとズーム」

「システム設定」>「トラックパッド」>「スクロールとズーム」を選択。
ポイントとクリックの項目 | オススメの設定 |
---|---|
ナチュラルなスクロール | ON (指を動かす方向にコンテンツが移動) |
拡大 / 縮小 | ON (2本指でピンチ) |
スマートズーム | ON (2本指でダブルタップ) |
回転 | ON (2本指で回転) |
◯ ナチュラルなスクロール

操作に対し画面のスクロールの方向が設定できます。
<オススメの設定>
ナチュラルなスクロール:「ON」
マウスの場合はOFFが馴染みやすいが、トラックパッドでは「ON」することでスマホと同じ感覚で自然に操作できます。
「拡大 / 縮小」「スマートズーム」「回転」

それぞれ2本指で簡単に操作できるので「ON」にしておきたい。
トラックパッドの「その他のジェスチャ」

「システム設定」>「トラックパッド」>「その他のジェスチャ」を選択。
ポイントとクリックの項目 | オススメの設定 |
---|---|
ページ間をスワイプ | 2本指で左右にスクロール |
フルスクリーンアプリケーション間をスワイプ | 3本指で左右にスワイプ |
通知センター | ON (2本指で右側から左にスワイプ) |
Mission Control | 3本指で上にスワイプ |
アプリExpose | 3本指で下にスワイプ |
Launchpad | ON (親指と3本指でピンチ) |
デスクトップを表示 | ON (親指と3本指で広げる) |

トラックパッドのデメリット
Macのトラックパットは、反応、感度、ジェスチャによるスピーディな操作で、マウスを使う必要性を全く言っていいほど感じない優れた操作性を備えていますが…
唯一のデメリットをあげるなら「ドラッグ&ドロップ」の操作に慣れが必要なことです。
私も最初はストレスに感じていました。
操作のコツを掴めばスムーズな操作は可能ですが、どうしても、使いにくい…なんとかしてほしい…というあなたへ。
ドラッグ操作がめっちゃ簡単になる設定方法と操作方法を紹介します。
Macのトラックパッドを使っている多くのユーザーがこの設定で操作しており、操作性はお墨付きです。
ちなみに、私は通常の操作の方が好みなので使ってませんけどね…。
「3本指のドラッグ&ドロップ」の設定方法
ドラッグしてないのにドラッグ&ドロップ操作できる「3本指のドラッグ」

「システム設定」>「アクセシビリティ」>「トラックパッドオプション」を選択。
ドラッグにトラックパッドを使用:「ON」
ドラッグ方法:「3本指のドラッグ」を選択し「OK」。
「3本指のドラッグ&ドロップ」の操作方法
3本指でドラッグしてからタップでドロップ:
ドラッグはクリックし押しながら動かす必要はありません。
3本指で移動させるだけでドラッグ操作できます。タップするとドロップします。
トラックパッドオプションの「3本指のドラッグ」を変更した場合、連動して自動的に変更されるジェスチャがあります。

覚えるべき16のジェスチャ「Mac トラックパッド Multi-Touch ジェスチャ一覧」で紹介した内容のうち、以下の3つのジェスチャが変更されています。
3本指の操作をドラッグ用にするために、3本指を使ったジェスチャが4本指に変更されています。
ジェスチャ | 動作 | 用途・メリット |
---|---|---|
3本指のドラッグ&ドロップ | 3本指でドラッグしてからタップでドロップ (ドラッグはクリックし押しながら動かす必要はない、3本指で移動させるだけでドラッグできる) | ファイルやウィンドウを移動(要設定) |
Mission Control | 4本指で上にスワイプ | 開いているウィンドウを一覧表示 |
アプリ Exposé | 4本指で下にスワイプ | 使用中のアプリのウィンドウをすべて表示 |
フルスクリーンアプリ間をスワイプ | 4本指で左右にスワイプ | デスクトップやフルスクリーンアプリ間を切り替え |
まとめ:マウス派のあなたへ、一度試してみて!
- スマホ操作と似ているから、マウスよりも直感的!
- MacBookはトラックパッド前提で作られていると言っても過言ではない。
- 基本のジェスチャーだけ覚えれば、誰でもすぐ使いこなせる!
「マウスがないと無理!」と思っているあなたこそ、一度試してみてください!
- 最初は慣れなくても、1週間使えばほぼ問題なし!
- スマホと似た操作なので、意外とすぐ慣れる
きっと、1週間試せば、もうマウスには戻れなくなるでしょう