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とにかく美味しいごはんが炊ける鍋が欲しい。
しかも、できるだけ軽量コンパクトな鍋で、ガスコンロで5合まで炊けるもの…
そんな、わがままな条件をあげ、選んだ人気ブランドLe Creuset ルクルーゼの鋳物ホーロー鍋「COCOTTE EVERY ココットエブリィ 20(IH対応) 」をレビュー。
こんな悩みをお持ちならあなたの役にたちます。
- 美味しいごはんを炊ける鍋を探している。
- ココットエブリィで美味しいご飯が炊けるのか知りたい。
- ココットエブリィを実際に使ったメリット・デメリットを知りたい。
これまで、美味しいごはんが炊ける…と人気の「長谷園 かまどさん(炊飯用土鍋)」を日常的に愛用しており、美味しいごはんへのこだわりが強い筆者が実際に購入し使用した正直な感想を紹介しています。
Le Creuset ルクルーゼ COCOTTE EVERY ココットエブリィ 20(IH対応)を選んだ理由
数年間、日常的に使用している「長谷園 かまどさん(炊飯用土鍋)2合炊き」のごはんはとても美味しく満足していますが、もう少したくさん炊ける鍋がほしくなり、「かまどさん5合炊き」を検討。
しかしながら、土鍋なので5合炊き用ともなると、サイズが大きく重い、ほかにも少し思うことがあり、鋳物ホーロー鍋を検討することに。
詳しくは、こちらの比較記事もあわせてご覧ください。
厚手の土鍋は熱伝導がゆるやかで、筆者が好む「ふっくら・やわらか」な炊きあがりが特徴なのですが、鋳物ホーロー鍋も熱伝導は良いとはいえ、ステンレスや羽釜などと比較するとゆるやかで蓄熱性も良く、どちらかといえば土鍋と似た炊きあがりになること。
それでいて、土鍋に比べ鋳物鍋は、やや軽量でコンパクトなサイズ感も選んだ理由の一つです。(ただし、土鍋より軽量と言っても鍋としては、かなり重量のある素材です。)
鋳物ホーロー鍋の候補
5合のご飯が炊ける鋳物ホーロー鍋として最終候補に上がった2つの炊飯鍋がこちら。
どちらも、「おいしいごはんが炊ける炊飯鍋」として、それぞれメーカーが力を入れた鋳物ホーロー鍋。
Le Creuset ルクルーゼ COCOTTE EVERY ココットエブリィ 20
STAUB ストウブ ラ・ココット de GOHAN Lサイズ 20cm
最終的に、「Le Creuset ルクルーゼ COCOTTE EVERY ココットエブリィ」を選んだ理由として…
- デザインが好み
- 吹きこぼれ対策ができている
デザインが好みであったのが、選んだ一番の理由。キッチンのスペースや使い勝手の点から、特に視界に入りやすく目立つ棚に置くことになるため、見た目のデザインは重要だと考えていました。
さらに、別売りにはなりますが、インナーリッド(内フタ)を使うことで、吹きこぼれを防止することができる。日常的に使用する鍋なので、吹きこぼれによる面倒な洗い物や、コンロの拭き掃除など余計な手間はかけたくない。
この2つの理由があれば、選ぶ理由として十分。
いやいや、それよりも重要なのは美味しいごはんが炊けるかどうかでしょう!?って言われそうですが…。
炊きあがり(美味しさ)の差は!?
「STAUB ストウブ ラ・ココット de GOHAN」と「Le Creuset ルクルーゼ COCOTTE EVERY ココットエブリィ」は、基本的に「ふっくら・やわらか」なごはんが炊ける同じタイプの鋳物ホーロー鍋、形状もサイズ感似ているので、どちらも優劣の差はなく同じように美味しいごはんが炊けるはずです。
ちなみに、この二つで炊きあがりなどの美味しさを比較した動画などもあり、優劣の評価もされていますが、お米を炊く量、お米研ぎ方、水切り時間、水に浸す時間、水の量、炊き方(火加減&時間)、蒸らし時間のちょっとしたことで変わります。鍋が変われば、炊きあがりにも少なからず影響します。
どの鍋でも同じ分量・方法で同じ結果になるわけではありません。
おそらく、その分量や火加減・炊き方などが、どちらか一方のほうにマッチし好みの炊きあがりになった可能性が高いです。この二つは同じタイプの炊飯鍋なので、それぞれの鍋にあわせ自分好みのごはんが炊き上がるように調整することで、どちらも優劣の差はなく同じように美味しいごはんが炊けるという解釈でよいです。
実際に炊いて比較したわけでもないのに、なんでそんなこと言えるの?って言われそうですが、「長谷園のかまどさん(土鍋)」で3年以上、「Le Creuset COCOTTE EVERY」で半年、日常的にごはんを炊いていると、なんとなくそんなことも感覚的に分かってきます。
もちろん、あくまでも筆者の勝手な見解でしかありませんので、参考程度にお考えください。
Le Creuset ルクルーゼ ココット・ロンドが気になっている方へ…
さまざまな鍋料理はもちろん、炊飯鍋としても美味しいごはんが炊けるというココット・ロンドもデザインが好みで候補にもあげていましたが、炊飯時には吹きこぼれは避けられない上に、炊飯や煮物にふさわしい形状(構造)を追求した前述の2つを最終候補にしています。
ちなみに、メーカーサイトでは、ココット・ロンドは「直径24cm以上の鍋は炊きあがりにムラができる場合があるため、炊飯には推奨しておりません」となっています。つまり、サイズ16(1合) 18(2合) 20(3合) 22(4合)までが炊飯鍋としても推奨できるということになります。
仕様:Le Creuset ルクルーゼ COCOTTTE EVERY ココットエブリィ
ブランド | Le Creuset(ル・クルーゼ) |
商品名 | COCOTTE EVERY(ココット エブリィ) |
カラー | マットブラック / チェリーレッド / オレンジ / クールミント / マリンブルー / メレンゲ / シェルピンク…など |
素材 | 鋳物(ホーロー加工) |
サイズ | ( )は蓋を含む 18 / 直径 17(23)cm 高さ13(18)cm 2L 2.7kg / 3合まで 20 / 直径 19(25)cm 高さ14(19)cm 2.8L 3.3kg / 5合まで |
対応機器 | 直火 / IH / オーブン / 食器洗い機 |
日本人のライフ・スタイルに合わせて、フランスの職人と一緒に取り組んで開発された鋳物ホーロー鍋。
ココットエブリィの最大の特長は、丸みを帯びた底、深さのある本体、そしてドーム型のフタのトリプル効果により、最も効率的に対流が起きる設計。この対流効果によって、素材ひとつひとつに熱が均ーにいきわたり、料理を一層美味しく仕上げてくれます。美味しいごはんを炊くのにも効果を発揮してくれます。
日本の食生活に欠かせない炊飯や煮物に最もふさわしいかたちを徹底追求したデザインですが、具たくさんのスープカレー、揚げ物も得意な鍋です。
カラーバリエーションも豊富、ちなみに筆者が購入した色はメレンゲ。
比較データとして参考までに「STAUB ストウブ ラ・ココット de GOHAN」の仕様も紹介しておきます。
ブランド | STAUB(ストウブ) |
商品名 | ラ・ココット de GOHAN |
カラー | ブラック / グレー / グレナディンレッド / シフォンローズ / カンパーニュ / ユーカリ…など |
素材 | 鋳物(ホーロー加工) |
サイズ | ( )は蓋を含む S / 直径 12(16)cm 高さ- (11.4)cm 0.73L 1.45kg / 1合まで M / 直径 16(21)cm 高さ11.4(15.5)cm 1.74L 2.35kg / 2合まで L / 直径 20(25.5)cm 高さ12.2(17.2)cm 3L 3.9kg / 3〜5合炊き |
対応機器 | 直火 / IH / オーブン / 食器洗い機 |
使用して感じたメリット
- 吹きこぼれがない。
- 着色汚れが目立ちにくく、ごはんもくっつきにくい。
- いろんな料理に使え、煮物なども簡単で美味しく作れる。
- 容量があるのにコンパクトでデザイン性も高い。
- 土鍋に比べて洗いやすく乾きやすい。
- 直火、IH、オーブン、食洗機に対応。
吹きこぼれがない
別売りのインナーリッド(内フタ)を使うことで、炊飯時に吹きこぼれを防止することができる。
着色汚れが目立ちにくく、ごはんもくっつきにくい
内側がスキレットやグリルと同じブラックマットホーロー加工のため、サンドカラーに比べ、着色汚れやひび割れが目立ちにくいのも良い、油馴染みがよく、焼き付ける料理に最適、さらに炊飯用としてもごはんが鍋にベタっとくっつきにくい効果もある。
ちなみにココット・ロンドなど内側がサンドホーロー加工された鍋は、食材がよく見え調整しやすいく、汚れが落としやすくてお手入れが楽ですが、反面、着色汚れやひび割れが目立ちやすいデメリットがあります。
いろんな料理に使え、煮物なども簡単で美味しく作れる
日本の食生活に欠かせない炊飯や煮物用としてデザインされたココットエブリィですが、他にも具たくさんのスープカレー、揚げ物も得意でいろんな料理で活躍してくれます。
食材と調味料などの材料を入れて蓋をして煮込むだけで煮物などの料理がだれでも簡単においしく仕上がります。
容量があるのにコンパクトでデザイン性も高い
容量があるのにコンパクトでデザイン性も高いので、場所を選ばず、筆者のようにキッチンの目立つ場所におきたい人などにもオススメ。
デザイン性がよく蓄熱性に優れているので、炊き立てのごはんやできたての料理を鍋のままテーブルに出し、温かい食事を楽しむことができます。
土鍋に比べて洗いやすく乾きやすい
長年、炊飯用土鍋を使用してきましたが、容量のわりにコンパクトで軽く、表面もガサガサしていないので洗いやすく、さっと拭くだけなので乾きも早い。
直火、IH、オーブン、食洗機に対応
熱源は、直火(ガス)、IH、オーブン、食洗機に対応しているので、ほとんどの一般的な家庭で使える鍋です。
使用して感じたデメリット
- 重い・洗うのが大変。
- ごはんを炊くのに手間と時間がかかる。
- ごはんが混ぜにくい。
- サビがでることもあるので、濡れたままで放置できない。
- 炊き上がったごはんは、底に若干おこげができる。
- ホーローを痛めないように使用しなけらばならない。
重い・洗うのが大変
鋳物のホーロー鍋は、アルミやステンレスなどの鍋に比べて、かなり重量があるので扱いにくく、洗うのも気をつかう。ただし、土鍋よりは多少洗いやすいです。
ごはんを炊くのに手間と時間がかかる
ほぼ放置状態でごはんが炊ける炊飯器に比べると、「中火で沸騰させ弱火にし〇〇分〜炊く、〇〇分蒸らす」などの手間がかかり面倒。放置状態でごはんが炊けない。
ごはんが混ぜにくい
鍋の深さが深いので、たくさん炊いたごはんを混ぜるときに、幅が狭く、しゃもじが下まで届かないので均等に混ぜることができない。
写真は5合炊いた場合の量だが、混ぜにくい…。
5合まで炊けるが、混ぜることを考えると3合炊きまでが良い。
また、下と上ではごはんの質感も変わるので、たくさん炊きすぎるのはおいしさも落ちる。
さらにしっかり混ぜることもできなくなる。
ごはんのおいしさを優先するなら、1〜3合炊き用と思った方が良い。
なお、炊飯ジャーのフッ素加工された窯に比べ、ごはんがくっつきやすいため、ごはんを混ぜたり、よそったり、洗いの工程でも地味にストレスになるため、しゃもじにもこだわりたい。
筆者が愛用しているしゃもじは、無印良品の「ご飯がつきにくい しゃもじ」。
ヘラの端っこまでエンボス加工がされ、ごはんが付きにくい。
程よい湾曲と、スリムながら大きさもあるヘラのロングタイプ、握りやすいグリップ。
サビがでることもあるので、濡れたままで放置できない
洗った後は、濡れたまま放置するとサビの原因になるので、毎回乾いた布で拭きとる必要がある。
炊き上がったごはんは、底に若干おこげができる
好みもありますが、炊き上がったごはんの底部に、軽いおこげ(おこげと言えるほどではないかもしれませんが…)ができやすい。
おこげが好きな方には、むしろメリットかもしれませんが、筆者としては、おこげの部分は少なからず固くなるので、この点はデメリットです。それでも全体としては美味しいごはんが炊けるので大した不満ではない。(逆に炊き込みごはんでは、醤油味が強調されるおこげがうまかったりする。)
ホーローを痛めないように使用しなけらばならない
使用して感じたことではなく注意点ですが、知っておいたほうが良い内容なので紹介しておきます。
ホーローは、強火(高温)に弱く、また、金属製のフライ返しやスチールたわし、メラミンスポンジ、クレンザー、漂白剤などに弱く傷つきやすい。
落下や強い衝撃が加わるとエナメル質のホーローにヒビ入る恐れがある傷めないように注意しなければならない。
まとめ
コンパクトなサイズ感がら5合まで炊ける「Le Creuset ルクルーゼ COCOTTE EVERY ココットエブリィ 20」は、家族の炊飯用としても十分な量で、また、単身や夫婦2人の少人数でも、たくさん炊いて冷凍するなど、忙しい時のストックまで準備しておきたい方にもオススメ。
もちろん冷凍したごはんもレンチンすれば美味しいです。
ただし、底のおこげというか、すこしかたくなった部分は、チンすると食感が悪い。
3合まで炊ける「ココットエブリィ 18」は、さらに軽量でコンパクトになるので、あなたのライフスタイルや家族構成にあわせ選ぶと良いでしょう。
筆者のように、土鍋の5合炊きを検討している方で、大きさ&重さで悩んでいる場合、「ココットエブリィ 20」は選択肢としてオススメできる炊飯鍋です。
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