カビ対策にオススメの「コンプレッサー式除湿機」

カビ対策、除湿乾燥機 コンプレッサー式除湿機 yl001

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梅雨や夏のカビ対策、洗濯物の除湿乾燥機としてオススメのコンプレッサー式除湿機の紹介。現在の湿度が一目でわかるデジタル湿度表示など機能性はもちろん、インテリアに馴染むシンプルなデザイン性もオススメの理由。またこの他にもおしゃれな除湿機を見つけましたので一緒に紹介します! カビ対策方法やコンプレッサー式除湿機のデメリットについても紹介。

梅雨から夏場の湿気の多い時期のカビ対策

6年前に引っ越した古民家は土地柄なのか、とにかくカビが繁殖しやすい家、これまで引っ越しを数回重ねてきましたが、こんなにカビが発生しやすい住居は初めての体験でした。春から夏にかけて(特に梅雨)、衣類はどれもこれもカビだらけ、押し入れなどの壁から様々な荷物まであちらこちらでカビが繁殖。スーツやジャケットなどのクリーンング代も馬鹿になりません。毎年、この時期はカビとの戦い。押し入れに除湿剤入れたぐらいではとても間に合いません。そんな筆者と同様な悩みを抱えた方にオススメなのがコンプレッサー式除湿機。

コンプレッサー式除湿機 yl001 上部

カビの繁殖しやすい環境とは!? 

カビ対策の第一歩は「カビについて知る」ことです。多くのカビは湿度60%以上で活動しはじめ、人間が快適な20~30℃で繁殖しやすい。猛暑で暑すぎるとカビも繁殖が衰える。湿度の高い梅雨~夏はもちろん、涼しくなる秋あたりも注意が必要です。湿度の多い時期は、室内の湿度を60%以下に抑えること、またカビの栄養分はホコリ、汚れ、ダニ、食べカスなどですので、普段から押し入れなどカビやすい場所なども空気の入れ替えや掃除機をかけるなど小まめな掃除も効果的と考えます。

猛暑で暑すぎるとカビも繁殖が衰えるということをご存知でしたか?筆者も以前は湿度が高ければ高いほどカビの繁殖力が上がると思い込んでいたので、対策にもズレが生じていたように感じます。また押し入れなどの換気も大切ですが、 まずはホコリ、汚れなど掃除しやすいように押し入れに詰め込み過ぎず掃除しやすく風通しの良い環境を作りに心がけ清潔に保つこともカビ対策には重要と考えます。

春〜夏の除湿・カビ対策はコンプレッサー式!

除湿機にはコンプレッサー式とデジカント式があります。コンプレッサー式は、部屋の湿った空気を取り込み、湿気を冷やすことで水滴に変えて除湿する方式で。これはエアコンの除湿運転と同じ仕組みとなります。コンプレッサー式除湿機は、除湿力が高く、温度の高い夏などの季節に向いています。デジカント式の様にヒーターを使用しないため消費電力は低く省エネです。 一方、デジカント式は、乾燥剤(ゼオライト)でフィルターに水分を吸着させ、除湿します。吸着した水分をヒーターで暖めた後、熱交換器内で冷やし水滴化させ除湿。ヒーター使用により室温を上げてしまいますので消費電力が高く、また夏場向きではありませんので、春〜夏の除湿・カビ対策はコンプレッサー式除湿機を選択すべきです。

コンプレッサー式除湿機 yl001

今回紹介するのがこちら「コンプレッサー式除湿機 yl001」、筆者が当時購入した製品とロゴが変わっておりますが、ルックス、サイズ、仕様も比べてみましたが特に変わった点はなさそうで、基本的には同じと思われます。

  • 消費電力:50HZ 約170W / 60HZ 約180W
  • 幅:290mm × 奥行き:194mm × 高さ:478mm
  • タンク容量:約1.8L
  • 重量:8.6kg
  • 除湿能力:6.5L/日(100V/60Hz)・5.5L/日(100V/50Hz)

一目でわかるデジタル湿度表示!

シンプルなデザインとこのデジタル湿度表示が購入の決め手になったわけですが、今現在の湿度がデジタル表示されしかも大きく見やすい。除湿機能には関係ないことですが、湿度が確認できると目安にもなりこれが何気に良き。タッチパネルで軽く触れるだけで操作可能。現在の設定内容も表示されるから理解しやすいのも◯。

湿度表示 コンプレッサー式除湿機 yl001

ちなみに、画像には84%と湿度が表示されており、その両サイドにアイコンが各一つ表示されています。左側のアイコンは「除湿モード」を意味します。「パワフル除湿モード(衣類乾燥モード)」では洋服マークが点灯されます。右側に点灯しているアイコンは「フィルター掃除マーク」です。フィルターが汚れていた場合に点灯します。点灯する前に小まめに掃除するのが良いと思いますが、うっかり忘れている場合にありがたい機能です。なお、フィルター掃除が終わったら、OFFタイマーボタンを「ピッ」となるまで5秒間長押しし点灯を解除します。

フィルター(吸気口)コンプレッサー式除湿機 yl001

インテリアに合わせやすいシンプルなデザイン

ホワイトカラーのボディに上部にはブラックのパネル。本体上部に格納された持ち手(取っ手)はパネルと一体化したようなたシンプルさを追求したデザインはインテリアにも合わせやすい。除湿機、扇風機、空気清浄機等々、その他白物家電はサイズも大きいものも少なくない上にデザイン的にも存在感がある製品が多いというか、必要なんだけど生活感…て感じがなんとかならないかな〜って思ってしまいます。この除湿機も生活感が無いとは言いませんが、いい意味で存在感はおとなしめなのが良い。

洗濯物の乾燥ーパワフル除湿コンプレッサー式除湿機 yl001 上部パネル

今回、この記事を掲載する際に見つけたのがこの除湿機。オールホワイトのボディに余計なものは排除されインテリアを意識されたデザインにキャスターがついているので、移動や掃除の際も楽に動かせるのも良さそうです。1日最大約:5.9L、ボディサイズも幅280mm × 奥行き200mm × 高さ504mmと同じようなスペックで、デザインだけならこちらが好みかも。

除湿能力「6.5L/日 最大約16畳」

除湿の能力は 6.5L/日(最大約16畳まで)対応とコンパクトなサイズながらパワフル除湿。タンクは1.8L。湿気の多い我が家でもは、梅雨の湿気が多い時期は日に3回はタンクの水が満タン(1.8L×3回=5.4L)になります。ちなみに、このような湿気の多い雨の日などには、窓を空けて外の風を入れて屋内の換気をされる方もいますが、このような日の外の空気は湿気を多く含んでいますので、朝に空気の入れ換えをしたら、窓は閉めて除湿機で一日、除湿するようにしています。室内はジメジメ感もなくサラッとした空気感で過ごしやすく、カビ対策にも効果的です。こう言う日は押し入れの扉もなるべく開けておくと収納している衣類も湿気を吸うことなくカビ防止対策になります。この方法で我が家はカビ対策に大きな効果を発揮しています。

タンク部 コンプレッサー式除湿機 yl001

仕事で「1日に3回も除湿なんて出来ないよ」って方は背面から排水ホースをつけられますので、ポリタンクやお風呂場などに流れるように設置することで連続排水も可能。ただ、こちらの製品には排水ホースは付属されていませんので別途準備する必要があります。

コンプレッサー式除湿機 yl001 背面

洗濯物の除湿乾燥機として

寒い時期はエアコンなどの暖房器具で衣類乾燥が可能ですが、春、夏、秋、特に梅雨の時期は雨で湿気が多い時期は洗濯物がなかなか乾いてくれません。

洗濯物の乾燥ーパワフル除湿コンプレッサー式除湿機 yl001

そんな時にはパワフル除湿モードで乾燥した空気を強風で素早く乾燥。フラップの角度も2段階で調整でき、送風口からパワフルな風を送ることができます。なお扇風機と併用すれば部屋干しでもより素早く乾かせますのでオススメです。

フラップ&送風口 コンプレッサー式除湿機 yl001

洗濯物の除湿乾燥機としてよりパワフルなものを求めるなら、1日12Lのハイパワーな除湿能力を持つ除湿機も良さそうです。こちらの製品もパワフル除湿モード(衣類乾燥モード)あり。幅355mm × 奥行き252mm × 高さ567mmとややボディサイズも大きくなりますが、広いリビングや衣類乾燥用としてご検討される方にはこちらがオススメ。

3)デメリット

実際に使ってみて感じたデメリットを紹介します。

タッチパネルの反応が悪い!?

使いやすさ、わかりやすさと言う点において、タッチパネルはとても便利で気に入っていますが、タッチパネルの反応が多少悪い場合があります。個人的にはデメリットと言えるほどではありませんが…。

湿度設定 コンプレッサー式除湿機 yl001

室温が上がる

除湿機は室温が上がります。コンプレッサー式除湿機で2〜4℃、デシカント式で3〜6℃程度、室温が上がるようです。湿度が下がるので気温が上がっても真夏の暑い時期でなければ体感的にはむしろ過ごしやすい気もします。筆者の場合、梅雨時期や春から初夏までの比較的、気温が高過ぎず涼しい時までは、エアコンだと温度を下げない運転が止まったりしますので、案外効果的でないし、かと言って温度を下げると寒くなりますので意外と不便。こんな時期こそコンプレッサー式除湿機を活用し、夏場の暑い時期はエアコンのクーラー除湿モードで過ごすようにしています。また夏場の雨の日など湿気が多い日の外出の際は除湿機も活用しています。

排水に難あり!?

水が満タンになったら本体の後ろからタンクを取り外し、排水口から水と捨てるようになっていますが、このタンクの蓋に排水口が取り付けられており、タンクを傾けて排水しようとすると、この蓋の隙間からも水が出てきてしまいます。何度かトライしましたが上手にこぼすのは少々難しく時間もかかります。対策としては、蓋を外してキッチンのシンクなどに丸ごとガバッと排出してます。この方が時間も掛からず簡単です。

排水口 コンプレッサー式除湿機 yl001

タンク容量に制限がある

仕事など、留守の際に除湿機を運転させた場合に、タンク容量が1.8Lが満タンになると運転が止まってしまうので、湿度が高い日に効果的な除湿ができない。ただし、前述のように背面から排水ホースを設置し連続排出が可能です。

コンプレッサーの作動音がうるさい?

コンプレッサー式除湿機全般に言えることですが、コンプレッサーの作動音はある程度します。音の感じ方には個人差があるのでなんともいえませんが、神経質な方には感じる人にはうるさいと思います。少なくとも就寝時に、そばに置いて運転しながら寝るの厳しいでしょう。ただ、この製品が…と言うわけではなくコンプレッサー式除湿機全般の話ですので誤解なく。もちろんメーカーにより動作音の差はあると思いますので、静音性にこだわる方は、各メーカーの静音性の情報を集めた選んだ方が良いかもしれません。ちなみに筆者の場合、寝室や衣類等があるカビが発生しやす部屋などに設置し普段生活するリビングには置いていないこともあり気になりません。夜は運転を止めています。動作音対策も含め上手な除湿方法として、1日自宅にいると仮定した場合、日中〜就寝前までは、寝室や個室、収納部屋など、その時間帯にあまり利用しない場所に設置し、就寝時にはリビングなどに置いて、騒音対策と除湿を効率的に行うのも良いでしょう。

最後に

梅雨などの湿度の高い時期のカビ対策や洗濯物の除湿乾燥機でお悩みの方にとってコンプレッサー式除湿機は、効果的な対策が可能で救世主的存在と言っても過言では無いほどオススメです。ここで紹介した除湿機は価格的にも手頃ですのでご検討されてみてはいかがでしょうか!?この記事があなたの参考になれば幸いです。

コンプレッサー式除湿機 yl001 側部