世界最小最軽量!携帯性抜群のフルサイズミラーレス一眼カメラ「シグマ SIGMA fp」

シグマ sigma fp フルサイズ ミラーレス一眼 上からのアングル

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世界最小・最軽量のフルサイズミラーレス一眼カメラ。シームレスで、スケーラブル。「ポケッタブル・フルフレーム」、誕生。fpの名称はfortissimo pianissimoの2つの言葉の頭文字をとっています。fortissimo(フォルテシモ)は非常に強く、pianissimo(ピアニッシモ)は非常に弱くという音楽用語で極めて小さいコンパクトカメラシステムから本格的な撮影ができる大きなシステムまで多様な側面を持ったシグマのカメラを表す名称となっています。
いままでにない無限の可能性を秘めた新しいカメラであることは間違いない。

sigma fpの3つのコンセプト

シグマと言えばFOVEON(フォビオン)センサーカメラですが、デジタルカメラの脱構築を掲げ、全く新しいコンセプトのカメラとしてシグマ初のベイヤーセンサーカメラ「sigma fp」を発売。スマートフォンカメラ、レンズ交換式カメラ、シネマカメラの要素を一旦解体し、新しい意味、コンセプトの為にもう一度、再構築したデジタルカメラの脱構築を目指したカメラです。

シグマ sigma fp フルサイズ ミラーレス一眼 本体のみ

①ポケッタブル・フルフレーム

横幅、高さがパスポートより小さい。L-Mountにはたくさんのマウントアダプターもあり、様々なレンズを組み合わせて撮影することができます。ライカのMマウントレンズを使いこなすことも可能。
普段使いができるフルフレームカメラ。防塵、防滴で過酷な環境でも使える仕様。単に軽くて小さいだけのカメラではない。
外形寸法 112.6 × 69.9 × 45.3 mm (370g:ボディ単体) L-Mount
フルサイズミラーレスがボディ単体でこの軽さはヤバすぎる!!!

②シームレス

動画カメラ、静止画カメラなどカテゴリーやジャンルにとらわれることなく、その二つをシームレスにつなげるために、フルタイムの電子シャッターを採用。いわゆるグローバルシャッターではないので非常に速い被写体の場合はローリングシャッター歪みが発生します。ただ、fpに採用したセンサーは読み出しが早いので多くの場合では問題なく撮影できるようだ。カメラの天面に設けられた静止画モード(STILL)と動画モード(CINE)のスイッチで簡単に(動画カメラ、静止画カメラをシームレスに)切り替えることができる。

静止画(STILL)モード

有効画素数2,460万、フルフレーム裏面照射型センサー。ローパスフィルターレス。ISO 100~25600(拡張ISO 6 ,12 ,25 ,50 ,51200 ,102400)
14bit Raw (DNG) 。SIGMA PHoto Pro対応。カメラ内 FilI Light現像も可能(これまでSIGMA Photo Proでしか使えなかった、シグマユーザーにとって大切な機能がカメラ内でも使えるようになった)。

シグマ sigma fp フルサイズ ミラーレス一眼 モニター画面

カメラの背面にトーンコントロールボタン(TONE)が設置、これによりダイレクトにプリセット、マニュアルのトーンを設定することができます。さらにカラーモードボタン(COLOR)では一般的なカラーモード、シグマカメラで特徴的なFOVクラシックブルー、FOVクラシックイエロー、シネマが付いています。さらに新しくティール&オレンジというカラーも加わっています。このT&Oは映画業界、特にハリウッド界隈で最近人気となっている色再現の手法でオレンジとシアンを特徴的に出して、肌の表面を鮮明に色鮮やかにすることで人物を浮き立たせる色再現の手法です。瞳AF。電子シャッターの特徴を生かし無音の撮影や3段階の露光で撮影し、合成することにより自然なHDR撮影が可能。

動画(CINE)モード

動画用としてのインターフェースを持っている。世の中には動画が撮れる静止画カメラは沢山ありますが、ユーザーインターフェースに関しては静止画用のインターフェースをベースに動画に必要な情報が付加されていのが一般的です。sigma fpではスイッチ一つでユーザーインターフェースが完全に動画用、静止画用にシームレスに切り替えわるのも特徴の一つ。動画モードとして最も特徴的なのが動画のRaw撮影が可能なことです。シネマDNG採用、4K UHD、24fps 12bit External SSD Recording(外部の大容量のSSDに録画することができる) 超コンパクトな本格的なシネマカメラになる。動画撮影で問題になるのが熱の問題、sigma fpは背面にヒートシンクを付け内部にこもる熱を効果的に放出。これにより動画のRaw撮影でもの長時間撮影が可能となっている。この他、映画撮影の現場でフォーマットのシュミレーションが可能なディレクターズ・ビューファインダー・モードも備わっている。

③スケーラブル

カメラの両脇に付いているストラップは外すことが可能。両脇のネジ穴はとボトムにある三脚座のネジ穴と同じ仕様になっております。この3つのネジ穴を使って様々なアクセサリーを付けることが出来る。つまりスケーラブル(拡張性)を確保している。例えば外付けのグリップ(別売)を付け、反対側にホットシューユニット(付属品)をとりつけることで本格的なポートレート撮影するためのシステムを組む等ことが出来る。

さらに専用のLCDビューファインダーを取り付けることもでき、たいへん拡張性のあるカメラです。また本格的なシネマカメラとしての性格もあり、ケージを使って本格的なシネマカメラとしてのシステムを組むことも可能。コンパクトで軽量なカメラなのでジンバルと組み合わせて機動的で本格的なシネマカメラや長時間のドローン撮影にも使用可能。

また、sigma fpの可能性を広げるためにWEBサイト上で3D設計データを公開し、アクセサリーメーカーに数多くのアクセサリーを開発をお願いするなど、ユーザーへの無限の可能性を提供したいと考えているようだ。

シグマ sigma fp フルサイズ ミラーレス一眼 レンズとボディの正面側

シグマ初のDG DN コンテンポラリーシリーズの単焦点レンズ

①DG DNについて

DGはシグマがフルサイズカメラ用に設計したレンズに与える名称。DNはショートフランジバック(フランジバックとはイメージセンサーまでの距離のこと)、つまりミラーレス一眼カメラ用に専用設計したレンズです。DG DNレンズはフルサイズミラーレス一眼用に専用設計しレンズということです。

シグマ 45mm 2.8f DG DN 単焦点レンズ フルサイズ ミラーレス一眼用

②SIGMA 45mm 2.8 DG DN レンズ

このSIGMA 45mm 2.8 DG DN レンズはシグマ初のDG DNコンテンポラリーシリーズの単焦点レンズL-Mount / Sony E-Mountで発売されています。全長46.2mm × 最外形64mm (215g)のコンパクト設計で小型で品位がある高級レンズをテーマに設計されています。外装部品を含め多くの部品に金属を用い品位と堅朗性を追及し、フォーカスレンズ、絞りリング、フードの装着のわずかな操作感までも緻密にこだわったレンズとなってます。

光学特性については、最短撮影距離24cm(最大撮影倍率1:4)を実現した、日常のあらゆるシーンを切り取れるように、寄れるということにこだわったレンズ。そして一番にこだわった部分がボケの美しさへのこだわり。あえて球面収差を残し、微ボケがやわらかく美しくボケるように敢えて設計されている。これによりピント付近の微ボケから大きなボケまでスムーズに遷移するように画質を実現。やわらかくボカすことで被写体がグッと浮かび上がる効果ができる。残すべき残存の球面収差と現代的なシャープな画像のベストバランスを達成したレンズ。
希望小売価格:75,000円(税別)

実際に使ってみて…

過去の経験から、私にとって実用的なカメラ選びの条件は気軽に持ち出せる携帯性。とにかく「コンパクト・軽量」ということは私にとって必須項目。これを無視して購入したカメラは間違いなく出番のないカメラと化している。これまではフルサイズカメラに惹かれつつも目を背けていたが…ついに私の欲望をかなえてくれるカメラと出会えた気がしました(ちょっと大げさですが…)。購入前に沢山のレビューを見るも扱いやすさには疑問が残るところだったが、これほどの携帯性を実現しているフルサイズは、現時点で他にない。

①開封した印象

シグマ sigma fp フルサイズ ミラーレス一眼 パッケージ内容

とにかく小さい。フルサイズミラーレスでこの軽さはヤバい!。軽量化したというよりは、余計なものを削ぎ落したデザインはシンプルながら洗練され高級感を感じさせてくれる。実際に手に触れて 潔さを感じてしまうのは私だけだろうか!?いや、きっと潔さが無ければこのSIGMA fpは実現できなかったでしょう。

SIGMA fp 45mm F2.8 DG DN Contemporary キットの購入でしたが、高級レンズをテーマに設計されただけのことはあります。単なる軽量・コンパクト化ではなく、あらゆるところに金属を用いフォーカスレンズ、絞りリング、フード装着の感触などしっかりこだわったレンズは本体との組み合わせで、より品格も感じさせてくれます。

②SIGMA fpの魅力

SIGMA fpでも特に注目されているシネマDNG(動画のRaw撮影)に関しては、外部の大容量SSD録画が基本となり携帯性や編集などパソコンスペックの問題もあり、個人的にはそこまでのクオリティを必要としていない為実際にテスト撮影もできておらず、コメントできるものはありません。Raw撮影ができるなどスケーラブルで本格的な動画撮影機としてパフォーマンスを秘めるカメラが、圧倒的な携帯性を持つポケッタブル・フルフレームカメラとしても使用できることのほうに魅力を感じています。

fpはCINE(動画)用のカメラでSTILL(静止画)用ではないとも言われる方もいますが、そんなことはありません。専門家でもない、知識・経験値の乏しい一般的ユーザーですので説得力には欠けるかもしれませんが、STILL機としても過不足なくコスパの高いフルサイズの小型カメラだと言えます。描写に関してはカメラというよりレンズ描写による側面が強いのでSIGMA 45mm F2.8 DG DN Contemporaryの描写力も含めた感想にはなりますが、シャープさに加え、時折見せるエモい描写?… のようなしっとりとして味わいある描写が印象的。これまで他のカメラでもズームレンズは使わず単焦点レンズを使い続けておりますが、このSIGMA 45mmは日常の様々なシーンを切り取りやすい画角に最短撮影距離24cmとしっかり寄れるレンズなので1本でも十分に活躍してくれるレンズです。フルサイズのレンズとしては携帯性も悪くなく、コスパ面からも満足できるレンズではないでしょうか。

③不満なところ

シグマ sigma fp フルサイズ ミラーレス一眼 サイドグリップ取り付け例

操作性・グリップについて

良いことばかり書いてもしかたないので不満点もお伝えします。まず本体が撮影の際に持ちにくい…そのままの方がよりコンパクトではありますが、個人的なにはグリップ(別売)はあった方がいいです。というかサイドグリップぐらいはセットにしてほしかった。サイドグリップで持ちにくさはある程度改善できますが、それでもマニュアルフォーカスの操作がしにくい。私の場合、男性としては手は大きくはないと思いますが、このサイドグリップでは持ち方によっては小指が宙ぶらりんになり力が入らないせいか、どうにも操作がスムーズにできない。

なお、他に専用の大型ハンドグリップSIGMA LARGE HAND GRIP HG-21もあるのでこれであればしっかりとホールディングできると思いますが、コンパクトさを損なうことは避けたいので、サイドグリップだけで行きたい考えます。(使っていくうちに持ち方を微調整ができるようになり慣れてきましたので大きな問題はありませんが、使う人によっては持ちにくさから操作性に不満を感じる可能性はありそう)。不満はあれど、このコンパクトさを犠牲にしてまで持ちやすさの為に本体そのものを改善はしてほしくない…というのも正直なところなので、グリップのアクセサリー化は有難いことである。

液晶モニターについて

液晶モニタに関してもチルトやバリアングルでない事への不満を持つ方もいるようです。もちろん可能であればそうして欲しいですが、コンパクト・軽量化を損ないコンセプトを犠牲にしてまうのであれば、必要ないとさえ思っています。どうしても必要なら他のカメラを選べばいい。ユーザーの欲望ばかりを追求すると、結局は中途半端なものになってしまい、新しい物は生まれない。無駄を削ぎ落したSIGMA fp のコンセプト、デザインは本当に素晴らしい。

ハンドグリップ SIGMA HAND GRIP HG-11 シグマ fp 用アクセサリー

余談ですが、付属のストラップは使わず携帯やコンデジスで使われるストラップタイプの手首ホルダー(リストバンド)で持ち歩いています。このキットレンズとの組み合わせであれば首にかけるほどの重さではないので、撮影時だけであればこれだけでも苦ではありません。但しこの場合の撮影中の持ち歩きはサイドグリップはあった方が持ちやすいです。

動画(CINEモード)時のAFについて

スチール撮影だけでなく動画撮影を目的用途として購入したのですが、動画撮影の際のオートフォーカスが使い物になりません。顔/瞳優先AF機能を搭載してますが、瞳AFはもちろん通常のAFでも迷いまくってピントが合わないことが多々あります。レビューでこの点はある程度情報があったので期待はしていませんでしたが本当に使えません!動画撮影目的でご購入をご検討の方はMF(マニュアルフォーカス)撮影が前提となりますので、くれぐれもご注意ください。購入になかなか決断できなかったのも、実はこのAF機能の評判の悪さからでした。AFが使い物にならないと動きながらの撮影、例えば「寄り・引き撮影」などでの撮影が難しくなります。MFでもあらかじめピントを合わせる位置など決めて撮影することで、ある程度対応はできますが難易度も上がるうえ撮影方法も制限されます。VLOGなど気軽に自由に撮影するにはMFだけでは扱いづらく撮影の幅は狭まると思います。

ただMF撮影も難しさと同時に面白さ奥深さはあるので撮影の腕を磨くつもりで検討するのもありだと思います。制限があるからこそ新たな発見や違う視点が生まれるのではないかと考えます。いずれにしましても動画撮影に関しては初心者向きではないでしょう。今までAUTO設定でカメラ任せの撮影になりがちでしたので、個人的には撮影スキルを上げるためのきっかけにできそうなカメラです。

追記:2021.06.03に公開されたシグマfpのファームウェアVer.3.00でAF精度の追従性・動作安定性が向上、動画撮影でも使えるレベルに改善、詳しくはSigma fp「AFが進化!?」新しいカラーモード「パウダーブルーの作例」をご覧ください。

sigma battery pack BP-51 Li-ion+バッテリーチャージャーBC-51

バッテリーの持ちについて

電池の持ちは悪い。バッテリーが小さいので仕方がありませんが…。ただ、SIGMA Li-ionバッテリー BP-51がAmazonなどで2,000円程度で手に入るので予備を所持しておけば大した問題ではない。私は予備に2本追加購入してますが、十分に撮影できます。持ち歩いても小さいので邪魔に感じるほどではありません。さらにSIGMA バッテリーチャージャー BC-51まで購入すれば、撮影中にも充電ができるので便利でおススメ。バッテーリーやチャージャーが安価に手に入るので予備の補充など不便さは全く感じない。

sigma fp cine/stillモード

CINE/STILLモードの切り換えについて

前述のように動画用としてのインターフェース(CINEモード)を持っておりスイッチ一つでユーザーインターフェースが完全に動画用(CINE)、静止画用(STILL)にシームレスに切り替えわるわけで、一見とても便利で分かりやすいのですが、ISO,F値,シャッタースピード等々の個々の設定は連動しておりCINEとSTILLモードで異なる設定(保持)ができないので、スイッチを切り換えたところで、CINE用、STILL用の設定になっているわけではない。何を言いたいかと言いますと、例えばあるシーンを動画撮影するとします。静止画としても撮影しておきたいとSTILLもモードに切り換えます。この時、ISO,F値,シャッタースピードなのど設定も変えることがよくあるわけなのですが…静止画撮影後、再び動画の続きのシーンを撮影するためにCINEモードに切り替えるわけですが、これらの設定がSTILL時の状態になっているため再び設定しなおさなければなりません。インターフェースは違うけど設定は連動しているので、スイッチを切り換える面倒が増えただけのようにも感じます。

それなら動画録音ボタンと静止画のシャッターボタンが別にあるだけで十分。もちろん連動していることでメリットになる点もありますが、私のようなCINEとSTILLを頻繁に切り換える使いかたをすることが多い場合に限っては、むしろ邪魔です。特に外出での撮影はなるべくスムーズにスピーディーに撮影したいので、無駄な作業が一つ増えただけといった感じです。ファームウェアアップデートで保持機能の追加など改善されないかな~なんて淡い期待をしています。ただシームレスのいい面も多く、シームレスであることを否定しているわけでないので、もう少しその点を改良されると便利な機能になるのだが。

シグマ sigma fp フルサイズ ミラーレス一眼 撮影風景

ローリングシャッター歪について

他に大きなところでは電子シャッター、電子手ブレでしょうか!?電子シャッターは速い被写体を撮影することが多い場合にはローリングシャッター歪みが気になるところです。撮影した印象としてはローリングシャッター現象は軽微で優秀であるが、極端に速く・近くで移動する被写体は苦手と感じます。私はそのような撮影が主ではないので不満に感じることは今のところないです。

電子手ブレ補正について

電子手ブレ補正は、手ブレ補正をONにすると画角が狭くなってしまう(画角が狭くなる理由は手ブレ補正機能についてをご覧ください)という点が画質、画角の点からも好ましく思っていません。光学式だとここまでのコンパクト・軽量化は実現できないでしょうから妥協点するしかない点です。なお、SIGMA 45mm 2.8 DG DN レンズも光学手ブレ補正機能がないため本体のみの補正となるが、レンズも光学手ブレ補正であれば両方を併用することも可能だ。動画撮影時の手ブレ補正は、ブレを抑えるだけであればそこそこ効果はありますが、実用的な自然な映像としての使えるか?と言えば微ブレを抑える程度と考えていた方が良いでしょう。歩きながらの撮影などには向きません。(光学手ブレ補正レンズとの組み合わせでは試しておりません。)これだけ軽量であれば、比較的コンパクトなジンバルでの対応も可能になるので、シーンによってはジンバル撮影等でカバーする方が良いでしょう。

シグマ sigma fp フルサイズ ミラーレス一眼 撮影の瞬間

最後に

細かなところまで不満はあげればきりがないが…無駄なものを削ぎ落したこの「ずば抜けた携帯性と描写・パフォーマンスの満足度」からしてみれば、その他の些細な不満は慣れや工夫、そして妥協(笑)でカバーできる範囲だと個人的には感じてます。価格的にもフルサイズミラーレスがこの価格であればコスパも悪くないと感じます。万人が不満なく満足させられるカメラなんて存在しないと思います。人でも車でもカメラでもなんでもそうですが、不完全だからこその魅力や面白さがあると思います。自分にとって実用的で愛着の持てるカメラ選びのお役に立てて頂けたら幸いです。

追記

SIGMA fpの持つ抜群の携帯性を生かすべく、動画撮影時の最小構成について購入から約1年の間に試行錯誤しながら組み上げた(ミニマルカスタマイズした)シグマfpの記事を書きました。マイクとCinema DNG(RAW)-SSD使用の有り/無しのそれぞれのこだわりのセットアップなどを紹介。携帯性にこだわった超コンパクトなセットアップから携帯性を意識したRAW動画撮影のためのコンパクトな構成について案内。なお、外部マイクには人気の「RODE VideoMicro」や「DJI FM-15フレキシブルマイクロフォン」、外付けSSD用に「SmallRig外部SSD用汎用ホルダー2343」のパーツをアレンジした軽量な装備についても触れておりSIGMA fp以外のカメラにも流用できるカスタマイズ方法ですので参考になることもあるかもしれません。SIGMA fp 動画仕様 SSD/マイク「3つの超コンパクトカスタマイズ (他カメラに流用可)」