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「シネマティック」の代償と、設営という高い壁
動画のクオリティを上げたい。そんな熱意から導入した3軸ジンバル「ZHIYUN Weebill S」。 ヌルヌルと動く滑らかな映像は確かに魅力的ですが、運用し始めてすぐに直面したのが、「カメラ設置のあまりの面倒臭さ」でした。
三脚、手持ち、そしてジンバル。撮影シーンに合わせてこれらを切り替えるたびに、ネジをちまちまと回し、プレートを付け替える……。
この「準備というノイズ」のせいで、せっかくの撮影意欲が削がれていくのを感じていました。
そんな悩みを解消し、ジンバル運用を「劇的に」スピーディにしてくれたのが、SmallRigのアルカスイス互換クランプ 2506でした。
「ちまちまネジ回し」からの解放。ジンバル ZHIYUN Weebill S 設営をスピーディに
ZHIYUN Weebill Sの純正パーツでの設置は、正直に言ってロケ撮影には不向きなほど手間がかかります。




これを撮影のたびに行うのは、もはや苦行です。
SmallRigアルカスイス互換クランプ2506でカメラ設置
しかし、この「SmallRigジンバル用アルカスイス互換クランプ2506(画像の左側)」を導入すれば、ジンバル側をあらかじめアルカスイス互換にアップグレードできます。右側画像のZHIYUN Weebill Sに付属のバッキングベースは使用しません。

普段カメラに付けているプレートをそのまま「カチッ」とハメるだけ。
このクランプがあるかないかで、設営時間は雲泥の差。バランス調整も最小限で済むようになり、ジンバル運用のハードルがぐっと下がりました。
では、SmallRig 2506を導入した設置方法を紹介します。
【事前準備】「SmallRigジンバル用アルカスイス互換クランプ2506」をクイックリリースプレートに固定。

背面から見たらこのようにネジで固定されています。

普段はこんな感じで、ジンバルに取り付けた状態にしています。

【普段の設置作業】 カメラを乗せて固定するだけ
カメラを乗せて固定するだけ(普段はこの作業だけでOK!)。
ジンバル撮影用にカメラ&レンズなどを固定化しバランス調整しておけば、カメラセット後のバランス調整も最小限の調整だけでセッティングが完了するのでスピーディーな撮影が可能。

Weebill Sという「強力な相棒」との日々
ZHIYUN Weebill S自体は、非常に優れたジンバルです。 バランス調整のアクションが簡単な上、3軸のモーターを最適なパワーに自動で設定してくれるオートチューン機能が搭載。A4サイズに収まるコンパクトさと926g(三脚、バッテリー除く)という軽さながら、最大積載量は3.5kg。
現在、後継機 ZHIYUN Weebill 3Sが販売されています。
SIGMA fpのようなミラーレスに重めのレンズを載せても、モーターが悲鳴を上げることはありません。
SmallRigのクランプで「設営」というノイズを引き算したことで、このジンバルの持つポテンシャル(ローアングルの撮りやすさや、強力な手ブレ補正)をようやく純粋に楽しめるようになりました。
そして辿り着いた、私の「ミニマルな答え」

しかし、これほど便利なクランプを導入しても、私の旅はここで終わりませんでした。
どれほど設営を効率化しても、ジンバル特有の「重量」や「周囲からの視線」、そして「大掛かりな準備」という存在そのものが、私のミニマルなスタイルには少しずつノイズとして蓄積していったのです。
結局、私はこのジンバルセットを手放す決断をしました。
今の私には、以前紹介したDJI Osmo Pocketのような「究極の機動力」や、SIGMA fp単体でのシンプルな撮影の方が、より自分らしいリズムでシャッターを切れることに気づいたからです。
自分に合った「道具の距離感」を見つける
今回紹介した「SmallRigジンバル用アルカスイス互換クランプ2506」は、ジンバルユーザー(Weebill SやRonin SCなど)にとっては「迷わず買うべき必須アイテム」であることは間違いありません。これがあるだけで、撮影のストレスは半分以下になります。
でも、もしあなたが「便利にしてもなお、重さが気になる」と感じるなら、それは機材のせいではなく、あなた自身のスタイルがもっと身軽な場所にある、というサインかもしれません。
「足し算」をして気づいた、「引き算」の大切さ。
このクランプは、私にその教訓を教えてくれた大切な旅の同行者でした。
32ARTS 
